2023年3月6日に、WBCの強化試合として行われた日本代表対阪神の一戦で、大谷翔平選手が衝撃的なホームランを放ちました。片膝を地面についた状態で、広いバンテリンドームのスタンドまで運んだ一撃は、鮮明に記憶に残っていることでしょう!
異常なホームランを目の当たりにした解説者が、言葉を失ってしまったことも、話題になりましたね。野球ファンや視聴者だけでなく、プロ野球選手までも唖然としたホームランには、どのような秘密が隠れているのでしょうか…。
今回は、大谷選手が、片膝を着いた状態でホームランを打てた理由と、規格外のパワーを生み出しているノーステップ打法をご紹介します!
日頃から練習していた
大谷選手は、日頃の練習で低めのボールを片膝をつくほどの低い姿勢で打つことがあります。大谷選手は、身長が193センチもあるため、低めのボールを打つときは、低い姿勢を取る必要があるのでしょう。
片膝ホームランは、偶然思いついたスタイルではなく、日頃の練習の成果によって生まれたものなのです。
身長が高い選手は、大谷選手と同様に、低いボールを低い姿勢で打つことを参考にしてみるといいかもしれないですね!
配球を読んでいた
大谷選手が、片膝ホームランを打てた大きな要因として、配球を読んでいたことも挙げられます。大谷選手は、片膝ホームランを打つ前の打席で三振をしていました。前の打席での、相手投手の配球や投手の特徴や決め球を把握していたのでしょう。
片膝ホームランを打たれた阪神の才木投手は、落ちる変化球が得意な投手です。大谷選手は、ツーストライクと追い込まれた状況で、決め球に落ちるボールが来ると予想していたのでしょう。
配球の読みと体の動きが完全に一致したことで、片膝ホームランは生まれたのです。
独特のノーステップ打法
規格外のパワーを生み出す秘密として、独特のノーステップ打法も挙げられます。
大谷選手の特徴は、肩に乗せたバットを少し浮かせる動作があることです。バットを上げることで、身体が脱力した状態を作りだし、脱力することで身体全体を速く動かすことができます。
また、テイクバックを取るときに踵を上げることで、強く踏み出すことができるため、強い力をボールにぶつけることができます!
大谷選手のパワーは異常ですが、打ち方や力の伝え方は、参考にできるはずです!詳しい練習内容は以下の動画からご覧ください。