メジャーリーグで活躍している、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手や、ニューヨーク・ヤンキースの主砲として活躍している、アーロン・ジャッジ選手たちは、最新の打撃論を取り入れています。
近年は、世界的にピッチャーが投げるボールの球速が向上しています。160キロ以上のストレートを投げるピッチャーが増え、平均の球速も上昇しています。
ピッチャーのレベルが上がるなかで、バッターもこの状況に対応するために、打撃論を進化させています。今回は、メジャーリーグの強打者たちが取り入れている打撃論を紹介したいと思います!
開いて打っても良い
日本では、上半身を開いて打つなと教わることが多いでしょう。実際に、上半身を打つと打率が下がるリスクはありますが、上半身を開いて打つことのメリットもあります。
上半身が開かないことを意識して、上半身が窮屈になると、腕や手だけでボールを打ってしまいます。しかし、上半身を開いてでも、大きい筋肉を使うことで、より大きい力を使うことができるのです。
後ろ足の関節から始動するように、打ち始めると、速いボールにも対応できるようになるため、後ろ足から始動しやすい開き方や角度を見つけると良いでしょう!
前で打つ必要はない
近年、ピッチャーの球速が上がっているため、インパクトのポイントを後ろにすることも重要になってきました。大谷翔平選手や強打者たちは、長くボールを見てる印象があるはずです。
ポイントを後ろにすると、飛距離が出ないイメージがあると思うでしょう。しかし、大谷選手やメジャーリーグの強打者たちが、逆方向にホームランや長打を打つことが増えています。
ポイントを後ろにしても、大きい筋肉を使えば、長打を生み出すパワーを生み出せます。軸足重心でボールを待ちながら、長打を打てるスイングを身につけましょう!
状況によっては脇を開く
脇を締めて打てと教わることが多いですが、ツーストライクに追い込まれた状況やバットにどうしても当てたいときは、脇を開いて打つことも重要です。
高校や大学、社会人野球など、とてつもなくレベルが高いピッチャーが出てきたときに、見たことない軌道などに対応するためには、脇を開いてでも、ボールが通るコースにバットを入れましょう。
日頃から脇を開いても、自分が振りたいところを振る練習をしておきましょう!
今回紹介した内容はとても難しい内容ですが、レベルを上げるためにも取り組んでみることがおすすめです。
詳しい練習内容は以下の動画からご覧ください。