とっさの切り返しや、相手のドリブルのスピードについていけない。DFをやっていると、出会うシチュエーションですが、これは練習次第で防ぐことができます。ルーズボールへの対応や守備で抜かれないためには、それに対応したステップ練習が必要です。
本記事では、小学生でも出来る「足が速くなるアジリティトレーニング」についてご紹介します。相手に負けないステップと身のこなしを手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください!
足が速くなるアジリティトレーニング
今回は、目印としてラダーを利用して行います。もしラダーがないご家庭では、木の枝でも石でも身近にあるもので代用しながらやってみましょう!
①1歩ずつのステップ
普通に走る要領で、ラダーのひとマスに片足ずつ入れて進んでいきます。
注意するポイント
- 姿勢は下を見ないで顔をあげる
- しっかりと足に合わせて腕を振る
- カカトをつかずにステップする
実践では下を見ながらステップすることはありません。最初は仕方ない部分もありますが、慣れてきたら視線を前に向けながら、周辺視野でラダーを捉えながら正確に出来るよう目指しましょう。
②中2歩→外1歩ステップ
ラダーの中に2歩ステップしたら、外に1歩を出して次のマスへ移動します。
前向きと後ろ向きで行うステップがあります。
注意するポイント
- 腕をしっかりと振る
- 足先だけのステップにならないようにする
- 外に1歩踏み出す時でも、重心は真ん中に置く意識を持つ
重心が大きく動いてしまうと、バランスを戻すのにタイムロスが生じます。自分が動きやすい重心の位置を学習し、様々な相手の動きに対応出来るディフェンスを目指しましょう!
③中1歩→外2歩ずつのステップ
ラダーから遠い方の足で中に1歩ステップし、続けて外で2歩ステップします。遠い方の足から中に入れることによって、足が交差する動きを作り出し、切り返し動作に繋げます。
注意するポイント
- ①と一緒
- 常に100%で行う
ドリブルや、ディフェンスが後方のボールを追う場面などで使う動きです。まずは慣れることから始めて、出来るようになったら1回ずつ100%を出し切れるようにする事がアジリティトレーニングでは大切です。
いかがでしょうか?
1日で劇的に変化するものではないかもしれませんが、地道に練習をしていけば、いつの日か動きが変わった!と思う時がきます!少しずつ、毎日継続してみてくださいね!
それでは、動画をご覧ください。