サッカーを1年もやっていればインサイドパスなんて簡単に出来るよ!と思っている方。目の前にいる相手に、ただボールを繋ぐパスを出していたりしませんか?それではもったいない!
スーパープレーを演出するそのパスには、とても緻密に練習されたパスの存在があります。
本記事では、簡単そうで簡単ではない小学生でも出来る「インサイドパスのコツと意識すること」について解説します。ぜひ参考にしてください!
インサイドパスで意識すること
試合で使うインサイドパスは、どのような点に注意を払いながら練習すべきでしょうか?
パスの次のプレーに繋げやすいように、以下の点を意識してみましょう。
- ・相手の「右足」「左足」どちらにパスを出したいのか
- ・トラップミスしづらいような取りやすいパスを出す(バックスピン)
ボールを受ける側になるとイメージしやすいですが、パスがどちらの足に来るかによって、次に動き出しやすい方向が決まります。
パスを出す選手は、仲間が次にどんなプレーをしたいのか、どのスペースに走り込みたいのかを考えて、その流れを止めない位置にパスを出すことが大切です。
また、バックスピンをかけて蹴ることにより、ボールがバウンドしないパスになり、受け手が取りやすいパスになります。
ゴール前へのインサイドパス
では、実際にパスを使うケースでの考え方を学んでいきましょう。
ゴール前に仲間が1人、ワンタッチで前に止めさせてシュートを打たせたい時に出すインサイドパスを想定します。このシチュエーションでのパスは、ゴールに近い方の足を狙い、バックスピンの浮かないボールを出します。
そして、DFが前に出たら取れるかもしれないと思うパススピードで出すことにより、相手DFを前へ誘い出す、というテクニックもあります。
このようにパス一つとっても、出し方、タイミング、スピードなどを変化させる事でいくつものパスパターンを演出することが出来ます。
ぜひ、いろんな場面を想定しながらインサイドパスの練習をしてくださいね!
それでは、動画をご覧ください。