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マラソン 日本代表 大迫傑選手の美脚について解説 美脚だからこそできるフォアフット走法|長距離 ランニング ねじれ アーチ

マラソン 日本代表 大迫傑選手の美脚について解説 美脚だからこそできるフォアフット走法|長距離 ランニング ねじれ アーチ

2024年パリで行われる国際大会のマラソン日本代表3枠目を勝ち取った大迫傑選手。2大会連続出場となります。前回、東京で開催された国際大会では6位入賞という素晴らしい走りを見せてくれました。その後一度は引退を表明しますが、翌年に現役復帰。そして2024年の今年、また国際大会の舞台に戻ってきます。どんな走りをしてくれるのか期待です!

今回は、大迫選手の美脚について解説します。

パフォーマンスが高い=美脚

マラソンだけに限らず、短距離選手にも言えることですが、高いパフォーマンスを発揮する選手は決まって美脚です。だいたい体型を見るとパフォーマンスが高いか低いかが分かるくらい、身体の形にはその人の能力が現れます。

美脚を解剖学の視点から説明するとどういうことかと言うと、内側と外側の筋肉のバランスが良いということです。

ふともも前面の内側には内側広筋という筋肉があり、外側には外側広筋という筋肉があります。ふくらはぎにある腓腹筋も内側と外側に分かれます。この内側と外側の筋肉がほぼ均等についている足が美脚です。

美脚=ねじれがない

美脚になるためにはねじれがないということが条件になります。これが意外に難しいんです。

例えば、ランニングの接地時、膝は内側に向いているのにつま先は外側を向いているなんてことはありませんか?これ、意外と多いです。

この癖がついてしまうと、膝下がねじれ、足裏のアーチが落ちやすくなります。それを防ぐために膝下の内側の筋肉が必要以上に頑張って足首を内側へ引っ張ろうとします。つまり、内側にある筋肉が発達していきます。

膝が内側に向いている方は、それを戻そうとして太ももの外側が必要以上に頑張り、太ももの外側がどんどん発達していきます。これは女性に多いです。

大迫選手は足のねじれがなく、マラソンの接地時もきれいに膝も足先も真っすぐ正面を向いています。だから左右のバランスもよく、美脚になっていくわけです。

足を真っすぐに保つことができるからこそ、ふくらはぎにかかる負担が必要最低限となり、フォアフット走法でマラソンを走り切ることができると推測されます。

皆さんも見た目だけでなく競技力向上のためにも美脚を目指してみませんか。動画内ではねじれを戻すための方法も説明されています。興味がある方は最後までご覧ください。

参照元:【マラソン・大迫傑】フォアフット接地専用フィジカルの作り方【YouTube体育大学】

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パーソナルトレーナー井上美紀
筑波大学 体育専門学群卒業後、約12年間のサラリーマン生活を経てパーソナルトレーナーに転身。一人ひとりその日の調子を見て「トレーニング」「ストレッチ」「整体」を組み合わせた施術で、その人が持っている力を最大限に引き出すサポートをしている。年代は未就学児から70代までと幅広く対応。肩凝り・腰痛・不定愁訴などの対応をメインとしながら、頚髄損傷を含む身体障がい者へのトレーニング・ケア、パラアスリートのサポートも行っている。
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