ラグビーの練習をしたいけれど、人数がそろっていないからできない……と悩みを抱えている方も多くいるでしょう。
そこで今回は、少人数でも実践できるラックドリルの練習法についてご紹介します。
ラックドリル練習に必要なものは?
練習を始める前に、今回必要なものは、9個のコーンです。
両端に用意しておいた黄色のコーンを2つ、赤色のコーンを2つ並べて、その真ん中に1つ黄色のコーンを置きます。
両端に並べた黄色のコーンの間隔は2メートル、赤色のコーンの間隔は4メートルです。
コートを挟んで向き合ったコーンのスペースも、だいたい4メートルほど確保しましょう。
ラックドリルの練習内容
コーンの準備ができたら、今回練習する方たちのスタート位置についてご紹介します。
それぞれコーンに並ぶようにして、黄色側と赤色側に立ちます。
選手の位置はアタックもディフェンスもコーンの間で、ボールをもった選手ひとりが真ん中の黄色のコーンに立ちます。
基本的には右、または左のボールキャリアの判断でボールをパスします。
ボールをパスしたあとに、ボールをもっている側がアタックとなり、もっていない側がディフェンスとなります。
はじめにボールをもってパスをした選手は、かならずアタック側の選手に加わってください。
赤色のコーンの中までパスをまわしていきます。
そしてそこで、タックル。
タックルをするときは、赤色のコーンで囲った赤いグリッドの中で実践します。
サポート選手はゲートから入り、ラックのコンテストをおこなっていきましょう。
こちらの動画で、くわしい練習内容についてご紹介しています。
ぜひ確認してみてください。
動画引用元:12 10 ラックドリル④
少人数でもできる練習
ラグビーの練習は人数がそろっていないとできない、広いスペースを確保しないとできないと思われがちかもしれません。
しかし、今回ご紹介したメニューは、少人数でもできるラックドリルのトレーニング内容です。
広い練習スペースも必要ないので、ぜひ練習してみてくださいね。