筋トレの前のストレッチは、怪我の予防に加えてパフォーマンスアップも期待できるため、トレーニングの一部として重要な役割を占めています。
筋トレ前のストレッチを習慣づけて安全に、そしてより効果的にトレーニングを行いましょう。
上半身ストレッチの効果とは
上半身のストレッチは肩こりや腰痛の対策の他、関節を柔軟にして動きをダイナミックにし、早く走ることができる等のパフォーマンスのアップも期待できます。
身体が温まり柔らかくなることで怪我などのトラブルの予防にもつながりますよ。
運動前の5分間。上半身のストレッチの方法
上半身のストレッチは、全部で7項目あります。
各30秒ずつ、座った体制で行います。
各項目を、無理のない範囲で行うようにしましょう。
- 大胸筋のストレッチ
手を後ろで組み胸を張り、伸ばした状態で静止し大胸筋の伸びを意識します。 - 背中のストレッチ
手のひらが体側に来るように前で組み、腕が前方向に引っ張られることをイメージしながら背中を丸め、伸びきったところで静止させ伸ばしていきましょう。 - 体側のストレッチ
片手を床についたなら、もう片方の腕を反対側の床に向かって倒していきます。
身体のサイドが伸びていることを意識しましょう。
反対側も同様に行います。 - 肩のストレッチ
右腕を左腕の肘で挟み、挟んでいる腕で引き寄せるようにして伸ばします。
左右同じように行いましょう。 - 二の腕のストレッチ
頭の後ろで肘を曲げ、曲げている方と反対側の手で肘を持ち引くことで二の腕を伸ばしていきます。
反対側も同様に行いましょう。 - 手首と上腕のストレッチ
手のひらを体の反対側にし、指を下に向けた状態で腕を前方に突き出します。
そのあと、反対側の手で指を持ち手前に引いていきましょう。
この時、前腕と手首の伸びを意識します。 - 首のストレッチ
右手で頭の左側を持ち、左方向にゆっくりと倒していきます。
反対側も同様に行いましょう。
運動前の5分でできる7つのストレッチ、ぜひ習慣づけましょう。