スロージョギングは、福岡大学の田中宏暁教授が提唱する誰でも取り組める健康メソッドです。
歩くようなペースで走るのが特徴です。
運動が苦手な方でも簡単にでき、疲れにくい走り方といえます。
楽しく長く続けやすいので、体力向上や脳の活性化等に期待できます。
スロージョギングに期待できる効果
効果1:体力アップ
継続していくうちに体力がつくので、生活の質もあがるでしょう。
効果2:ダイエット・メタボ改善
ウォーキングに比べて消費エネルギーが約2倍。内臓脂肪が減り、健康的な体に導区とされています。
効果3:生活習慣病の予防改善
高血圧、脂質異常症、高血糖が予防・改善できると期待されています。
効果4:脳機能の改善
運動することで脳の働きが良くなり、認知症、鬱の予防・改善に効果があると言われています。
スロージョギングのやり方
1. その場で足踏みをしてみましょう。
POINT:足の裏を意識してみてください。着地は何処でしていますか?
かかとではなく、足の指の付け根(フォアフット)で着地するのが正しいフォームです。
POINT:足踏みの速さを15秒間で45回くらいにしてみましょう。
2. 15秒間で45回くらいの足踏みのペースに慣れて来たら、そのまま前に進んでみましょう。
POINT:歩幅は足底の長さの半分くらいから始めます。(20~30cnが目安です)
POINT:ジョギング中は目線を遠くにします。あごが少し上がるくらいです。
POINT:呼吸や腕振りは自然に任せましょう。
最初は歩く速さで始めましょう。
体力がつくと、だんだん速く走れるようになります。
重要ポイント
ニコニコ笑顔で、おしゃべりできる速さでマイペースに走ることです。
「これならずっと走り続けられると感じる速さ」がマイペースとなりますね。
体力に自信がない場合
負担の少ないスロージョギングでも、最初から長い距離を走るのは大変です。
1分間のスロージョギングと30秒のウォーキングを交互に繰り返す方法があります。
これなら体力のない人でも無理なく続けることができ、習慣化につながりますね。
スロージョギングを続けることで徐々に体力がついてきます。
まずは1日20分~30分を目安に始めてみてはいかがですか?
下記に詳しく解説されている動画がありますので、ぜひご覧ください。
動画引用元:スロージョギングをはじめよう!
1分走り30秒歩くことをアシストしてくれるCD等の便利なグッズも販売されていますね。
シューズやウェアを揃えたくなったり、走ることに楽しみが増えたりしそうです。
運動は続けることでたくさんの健康効果が期待できます。
まさしく“続けられる”ことに意義がありますね。
【参考URL】
スロージョギングの走り方と効能