片足で立ち、スクワットをやってみたことはありますか?
片足スクワットは、バランスや姿勢をチェックできて、ランニングフォームの改善すべき点を知り、フォームの修正や強化を行うことができます。
なぜ片足スクワットでチェック?確認するべきところは?
ランニングは片足立ちの連続です。
形の似ている片足スクワットで姿勢やバランスを確認し、フォーム改善のための判断材料にすることができます。
たとえば、片足スクワットをした際、片側の骨盤が落ちる癖があれば、走っている最中も同じ姿勢で走っていることになり、効率が悪いだけでなく怪我にもつながります。
また、膝の位置も癖が大きく出やすい箇所といえるでしょう。
膝が内側に入っていないか、膝とつま先の方向が合っているか等も確認したいポイントです。
片足スクワットにより、「自分の動きの癖・弱点」を知ることで、改善のためのプログラムを作っていくことができます。
また、片足スクワットを正しいフォームで継続していくことも、フォーム改善とランニング強化に効果的です。
片足スクワットでチェックする方法
1 片足で立ち、膝とつま先の向きを合わせ、両手は腰にあてる。
2 片足立ちのまま、背中はまっすぐに、お尻を後ろに突き出すようにし、足の付け根、膝と曲げていきスクワットを行います。
膝を曲げる角度は自分のできる範囲でOKです。
バランスを保ちながら何度か繰り返し、体の前方だけでなく、横など方向を変えて、スクワットがきちんとできているか確認しましょう。
片足スクワットのポイント
・膝の向きに注意です。
必ずつま先と膝の向きを同じ方向に合わせましょう。
特に女性は内側に入りやすい傾向があり、怪我に繋がる恐れがあります。
・バランスが崩れる場合、重心を意識してみましょう。
・関節の動きに頼らず、太腿やお尻の筋肉が使われていることを意識しましょう。
お尻の筋肉が弱いこともバランスが崩れる原因の一つです。
太腿やお尻の筋肉が鍛えられることで強化にも繋げられます。
片足スクワットは、トレーニングとして行うだけでなく、ランニングフォームの改善につなげるきっかけとして定期的に取り入れたいですね。
下記にわかりやすく説明されている動画がありますので、ぜひご覧ください。