今回は、加速力を鍛えられる「壁を使ったスタートダッシュの練習方法」をご紹介します。
この練習をすれば、スタートダッシュ時からスピードを出すことができるようになるはず。
トレーニング方法の動画も掲載しているので、参考にしながら感覚を掴んでみてくださいね。
壁を使ったスタートダッシュの練習方法
短距離を速く走るためには、スプリントと呼ばれる加速できる走り方に変える必要があります。
ここでは、壁を使ってスピードアップが期待できる練習方法をわかりやすく解説します。
次の2つのステップでトレーニングをしていきます。
- 壁を使って正しい姿勢をとる
- 1の姿勢で、壁を使って足の入れ替えをする
以下で、各ステップの詳しいやり方をご紹介します。
1.壁を使って正しい姿勢をとる
壁に両手を当てて、片足を後ろに引きスタートダッシュの姿勢を作ります。
顔を前に向け、足と背中が一直線になるようにします。
この体勢を20~30秒間続けます。
2.1の姿勢で、壁を使って足の入れ替えをする
1の体勢をとったまま、足を交互に入れ替えます。
交互に足を入れ替えるのを10回行います。
やり方のポイント
前節のトレーニング方法で、特に意識すべきポイントについて解説していきます。
ステップごとにみていきましょう。
~ポイント~
- 足と背中を真っ直ぐになることを意識し、背中がくの字に曲がらないように、また反らないように注意してください。
そして、背中を真っ直ぐに安定させ、体幹を使ってお腹の力で壁を押し出せることも大切。
このとき、足から真っ直ぐにした腕を通して壁を前に押し出すように力を前に伝えられるようしましょう。
かかとは上にあげるようにしてください。 - かかとは地面につかないように、上にあげるようにしましょう。
交互に足を入れ替えるとき、上に上げた足は体より前に出さないように注意してください。
前に出しすぎると、接地が前に着きやすくなりブレーキに繋がってしまうためです。
練習で得られる効果
上記で紹介した練習をすることで、足を接地したときの反発力を、上手に前に押し出す力に繋げることができるようになります。
さらに、おしりの筋力強化にも繋がります。
トレーニングの詳しいやり方は、こちらの動画をご覧下さい。
動画引用元:【10分で足が速くなる】壁押しトレーニング!
まとめ
壁を用いて練習をすれば、効率よく鍛えられ、スピードアップが期待できます。
壁があるところなら、いつでもどこでも練習可能なので、ぜひ日頃のトレーニングメニューに取り入れてみてくださいね。