ランニングをする際にストライドが大きいと、一歩で進める距離が長くなるため、比較的速いスピードで走ることができるでしょう。
ストライド走法にまず必要なのは、股関節の柔軟性。
今回は、ストライドを大きくするために効果的なストレッチ方法をご紹介します。
ストライドを大きくするストレッチ法
1.膝緩め運動で股関節を緩め、正しい位置に整えるエクササイズを行います。
2.仰向けの姿勢で、片脚ずつ足を伸ばしていきます。足幅は腰幅くらいに開きましょう。
3.膝を小さく曲げたり、伸ばしたりしていきます。
4.脱力したまま、小刻みに続けます。膝は外に開くイメージです。
5.振動が股関節や骨盤に伝わり、どんどん緩んでいくのを感じましょう。10回が目安です。
6.動きを止め、片脚ずつ元に戻します。
ストライドを大きくするポイント
初心者がストライドを大きく取ろうとするとフォームが崩れやすくなってしまうため、無理は禁物です。
さらに体への負担も大きく、筋力の強い人向けの走り方となるので、初心者の場合には、事前に体を作り上げる必要があります。
重心が下に落ちやすくなり、フォームが崩れがちになるため、腰を高めに心がけることによって重心を落とさないようにすることがポイントとなります。
そのためには、膝緩め運動で股関節を正しい位置に整えることが重要です。
股関節が柔軟になると、可動域が広がり大きな歩幅に近づくことができます。
また、下半身の筋力強化のために、スクワットをすることもおすすめです。
ストライドを大きくすることの効果
ストライドは「歩幅」を指しますが、これを大きくすることによって一歩の幅が広くなるため、比較的スピードが出しやすい走り方となります。
また、体脂肪燃焼や筋力向上にも効果が期待できます。
歩幅が広がるとバランスが取りづらく、体幹の筋力が高まります。
また、骨盤周りが大きく動き、連動して肩甲骨周りの筋も活動するようになっていきます。
このように、ストライドを大きくすることは、関節の可動域を広げて全身の筋を使うことになるのです。
健康のために体力の維持増進を心がけたい場合には、ストライドを大きくする工夫をしてみましょう。
下記にわかりやすく解説がある動画がありますので、ぜひご覧ください。
動画引用元:ランニングに効果大!ストライドを大きくするストレッチ法