今回ご紹介する動画は「野球に生きる、家でもできる下半身のトレーニング」についてです。
冬のオフシーズン、多くの方が下半身トレーニングを行っていると思います。
皆様は、下半身の中でも、足の指のトレーニングを行っていますか。
足の裏(指)は、下半身の中でも特に力をもらっている部分なのにも関わらず、指までトレーニングするという考えが無い方がほとんどだと思います。
足の指が上手く使えなければ、せっかくトレーニングした下半身の筋力を活かすことができません。
そこで今回は、下半身トレーニングについて前後編に分けて、前編・足の指のトレーニングについてご紹介させていただきます。
足の指のトレーニング①
【やり方】
- 体育座りの姿勢で座り、手は後ろ側の地面につけ、足の裏は踵のみ地面につける
- グーパー運動を足の指で繰り返し行う
【ポイント】
- グーのときに拳がでるようにする
(保護者・指導者:全部の指に力が入ってるか確認し、力が入らず曲がっていない指があれば押してあげる) - パーのときに指と指の間を広げるイメージ
この動作が出来ないと指の力を使えていないことになるので、まずはこのトレーニングを入念に行ってください。
足の指のトレーニング②
【やり方】
- 長座の姿勢(足を伸ばし、足首は90度の角度で固定する)
- 1の状態で指をグーにする
- グーの状態をキープしたまま足首を前に倒す
- 倒しきったらパーにしてゆっくり戻す
【ポイント】
2の時に力が入らず使えていない指が顕著に分かるので、指導者・保護者の方は押してあげてください。
足の指のトレーニング③
【やり方】
- 立位になる(走る時に重力が加わるため、次のステップでは立って行う)
- 指のグーパーの動作のみで前に進む(30歩)
【ポイント】
この時、つま先は外方向に広がらないようにしましょう。
以上が足の指のトレーニングになります。
足の指を使えるようになると、地面を掴む力・蹴る力が強くなり、パフォーマンスを発揮しやすくなります。
まずは足の指を上手く使えるよう、冬のトレーニング期間にトレーニングを積みましょう。
次回は下半身トレーニング後編・お尻(股関節)の使い方についてご紹介いたします。
それでは動画をご覧ください。(2:30~8:40)