姿勢や足の蹴り出し方を正しく行わずにランニングをすると、正しい腰の位置から下がった状態になり、膝を傷めてしまったりします。
そこで今回は、このような腰落ちフォームを改善するやり方や、改善することで得られる効果をご紹介します。
なぜ腰落ちフォームは悪いの?
腰落ちフォームとは、ランニング時に着地からキックまでの動きの中で、膝が上手に使えていない状態のことを指します。
膝が正しく使えていないと、腰の位置が下がってしまい、膝を傷める原因となります。
言い換えると、この腰落ちフォームを改善することで正しい走り方となり、膝にも負担をかけず走れるようになります。
腰落ちフォームを改善すると得られる効果とは
前述したように、腰落ちフォームを直すことで、膝を傷めることのリスクを軽くすることができます。
もちろん、ランニングの上達にも繋がります。
腰が正しい位置になるためには、足の蹴り上げ方や太ももの上げ方が正しくなることが重要。
ここが改善されることで、効率よく走れる正しいランニングへの道に繋がるのです。
腰落ちフォームを改善するやり方
腰落ちフォームを改善するやり方として、「太ももを上げる練習」「蹴り上げる練習」を行うことをおすすめします。
では早速、各練習について詳しくやり方をご紹介します。
★練習その1:太ももを上げる★
1.足首の力を抜いて、太ももを左右交互に上げます。
2.慣れてきたら、軽くジャンプをしながら【1】を行います。
3.右の太ももを2回上げ、終わったら、左の太ももを2回上げます。
4.【3】を左右交互に繰り返します。
★練習その2:蹴り上げる(お尻に向かって)★
1.かかとでお尻を蹴るように、左右交互に行います。
2.慣れたらジャンプをしながら【1】を早いスピードで行います。
★練習その3:蹴り上げる(前後に)★
1.左右交互に足を後ろから前に蹴ります。
このとき振り子のように思いっきり前に蹴り出すようにしましょう。
2.慣れたらジャンプをしながら【1】を早いスピードで行います。
これら3つの練習を、週2回、20分程度行うと良いです。
この記事でご紹介したポーズの詳しいやり方は、こちらの動画をご覧下さい。