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クロールを楽にゆったり泳ぐ 長く伸びるストレッチングタイムと息継ぎが重要 練習法2種

クロールを楽にゆったり泳ぐ 長く伸びるストレッチングタイムと息継ぎが重要 練習法2種

7月14日から17日間にわたり、九州の福岡で開催される世界水泳。日本での開催は22年ぶり!世界中からトップスイマーが日本の福岡に集結します!

ところで、競泳の種目を知っていますか?平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライ、そして自由形の4種目。自由形のルールとしてはどの泳ぎ方でも良いとされていますが、ほぼ全員がクロールです。それは最もスピードが出る泳ぎ方だからです。

クロールという種目がないのはどうも競泳の歴史がかかわっているようですが、それはまたの機会に紹介するとして、今回は最も速く泳げるクロールの泳ぎ方についてお伝えします。

プールに行くと楽に泳いでいるのにスイスイ進んでいく人がいますよね。ストローク数は少ないのにひと掻きでものすごく進む人を見て、あんな風に泳ぎたいと思ったことはありませんか?スイミングスクールでも大きく泳ぎなさいとよく言われますが、実際にやろうと思っても、ゆったりと大きく泳ぐことって意外に難しい。

そんな人はまず以下の2つのポイントをチェックしましょう!

1.長く伸びるストレッチングタイム

手を伸ばして入水した後、すぐに水をかいていませんか?ゆったり泳ぐためには、そのタイミングでしっかり伸びる時間をとることが大切です。伸びる時間をとることで力が抜けて楽に効率よくゆったり泳げるようになります。

2.息継ぎの時の頭の位置

息継ぎの時、腕と頭が離れていませんか?腕から頭が離れると、腕と頭の間にも水がぶつかることになるため、水の抵抗が大幅に増え失速してしまいます。

また、頭が水面から上がりすぎてしまうと、水面から出た頭の部分だけは陸上と同じ重力がかかります。首から下は、水中のため重量が約1/10。そうすると頭だけが非常に重くなり、バランスが崩れてだんだんと身体が立ってしまい、ゆったりとしたフォームからは遠のいてしまいます。

息継ぎはできるだけ腕から頭を話さず水面に近いところで行う意識を持ちましょう。

練習方法

上記が出来るようになるために、以下2つの練習方法で訓練していきましょう!

1.片手クロール

軽く沈まない程度にキックを打ちながら、片手でクロールをしていきます。動かしていない方の腕はまっすぐ伸ばした状態でキープします。

左右両方の練習を行いましょう。苦手な方が出てくると思いますが、そこに気づくことがまずは第一歩!息継ぎも左右両方で出来る方が良いので、あわせて息継ぎの練習も行いましょう。

2.壁に背中をつけて伸びる練習

壁に背中と両肩をついた状態でクロールの動きを行い、入水のタイミングで肩が壁から離れるように伸びます。これを繰り返します。この練習法で伸びる感覚を身体で覚えていきましょう!

それでは動画をご覧ください。

シンプルに楽に泳げるゆったりクロールの泳ぎ方

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