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池江璃花子 バタフライ 水のキャッチの仕方 キックの姿勢 フィニッシュ 泳ぎ方分析

池江璃花子 バタフライ 水のキャッチの仕方 キックの姿勢 フィニッシュ 泳ぎ方分析

22年ぶりに日本で開催される2023年世界水泳。7月14日から17日間にわたり、九州の福岡で熱い闘いが繰り広げられます。

そんな世界水泳で最も注目したい選手は、やはりこの方、競泳女子の池江璃璃花子選手。

2017年には日本選手権で女性史上初となる5冠を達成、2018年アジア大会では史上初の6冠を達成し大会最優秀選手に選ばれており、同年に多数の日本記録も作っています。2023年6月現在で計16種目の日本記録を持つまさにスーパースター!

しかし、2019年2月、皆様もご存じの通り白血病と診断され、戦線離脱。同年12月まで入院生活を余儀なくされます。

その後2020年に復帰、さらには東京オリンピック出場、そして2023年日本選手権で3冠と、瞬く間に日本のトップへと返り咲きました。

猛スピードの復活劇の裏には、体力を戻すための想像をはるかに超える努力があったことでしょう。そして、それとともに、やはりタイトルを総なめできるだけの技術があること、池江璃花子選手にしかできない泳ぎがあることも、ここまでのスピードで日本トップに返り咲いた要因の1つです。

今回は、池江璃花子選手のバタフライを他の選手と比較分析した動画を紹介します!事前にチェックすれば、世界水泳の観戦がもっと楽しくなること間違いなし!

キャッチ時の腕と頭の位置関係

池江選手は水をキャッチする際、肘が水面に近い高い位置でキープされます。(動画9:40〜)ほとんどの選手が、キャッチの後、肘を動かさずに水を”縦”に捕まえると考えがちですが、池江選手は”横”の動きで水をとらえるので肘が下がりにくくなります。

この動きのおかげで、腕の中に頭がおさまる形になるため、前から見た時に頭と腕が重なって水の抵抗を受ける面が少なくなり、よりスピードに乗れるということです!

肘が下がった状態だと、頭と肘が離れてしまい、その分水の抵抗を受ける面が広がってしまい減速に繋がります。

キック準備時の姿勢

キックの準備の際、他の選手は身体のラインはまっすぐで膝が曲がった状態になっていますが、池江選手は、その前のキックで反張膝になった状態をできるだけキープしたまま、お尻を下げて身体全体が曲線を描くような形になってます。(動画12:03~)

膝を曲げるとふくらはぎで水の抵抗をしっかり受けてしまうのに対し、身体全体がなめらかな曲線を描いている池江選手は水の抵抗を受けづらい!ここでもスピードの差が生まれるということですね。

フィニッシュ動作時の手と肘の位置関係

フィニッシュに入るところで、他の選手は手の位置が肘よりも後ろにあるのに対し、池江選手は手の位置が肘よりも前!(動画13:11~)

これは池江選手が水につかまり、手のある位置に身体を運んでいくという感じで泳いでいるためだと考えられます。他の選手は水を縦にかいていく形になるため少し窮屈そうですが、池江選手は窮屈な感じを受けません。陸上で例えると、身長と同じくらいの高さの壁を登る際に、壁の上に肘を置き身体を持ち上げる動きに似た感覚ですね。これは身体を運ぶうえで有効な力の発揮の仕方だと考えられます。

このような細かな違い1つ1つが、池江選手をスピードにどんどんのせていくんですね。上記以外にもキックのタイミングなどの違いが丁寧に説明されていますので、続きは動画でご確認ください!

世界水泳はそんな点もチェックしながら観戦を楽しみましょう!

それでは動画をご覧ください!

【池江璃花子①】速さの秘密!100mバタフライ56秒08(2018)

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