本記事では小学生におすすめの基礎練習をご紹介します。狭いスペースや室内でもできる守備ドリルですので、雨の日や練習スペースが限られているときにぜひ取り入れてみてください。
フライの基礎練習
やり方(動画内0:46-3:17)
- ①マーカーコーンなどの目印を1.5-2m間隔で4つ置く
- ②目印の間を斜めに走り、フライを投げる人が「はい!」と言ったら振り返り捕球する
- ③捕球後切り返して逆方向に斜めに走り②と同様に捕球する
- ④スタート位置を反対にして繰り返し練習する
ポイント
目印の間を走るときはボールを投げる人から目を切って走ります。フライを投げる人も重要なので、動画のように走る人の動きを予測してフライを手で投げるようにしましょう。
手前から奥に向かって走るだけではなく、奥まで行ったら手前に向かって斜めに走り、捕球します。この練習は、後ろのフライト前のややライナー性の打球を想定した基礎練習で、足の動きや目線がブレる中で捕球することを目的としています。
練習で使用する目印は、ボールだと怪我に繋がるリスクがあるため、マーカーコーンなど踏んでも怪我をしない道具にしてください。
グローブをシンプルに出すためのゴロ捕球練習
やり方(動画内7:10-)
- ①バットを両腕に乗せる
- ②ゴロ捕球時にバットを下に落とす
- ③捕球後、落としたバットをまたいで送球する
ポイント
小学生の中で特に多く見られるのが、ゴロ捕球時にグローブを上から出してしまい、捕球が遅くなることです。ゴロを捕球するときは、グローブを下げた状態でシンプルな動作が理想です。今回の練習は、バットを腕に乗せることで余計な動作が減り、自然な形で捕球に入れます。
今回ご紹介した練習は、楽しく飽きずにできるので小学生も前向きに取り組んでくれるでしょう。2つ目にご紹介した練習は大人でも難しいので、指導者の方もぜひやってみてください。
それでは動画をご覧ください。