練習通りに行かないのが試合。想定外のシチュエーションでも対応することが求められる試合に備えて練習することも必要です。
攻撃側がDFにタックルされている場面では、両手が使えず片手でパスをしなければいけない場面も出てきます。実践でもよく使われるオフロードパス。
日本で開催されたW杯でも多くのオフロードパスが使われました。映像はこちらです。
今回はオフロードパスとステップの習得方法について、最後の動画をもとに解説していきます。
練習メニュー
- タッチフット 5割ウォーキング
- 中抜きパス
- リズムステップ
動画内ではわからない事や出来ない事があれば積極的に質問するように促しています。わかる範囲でやるだけではその範囲から出られないためうまくなりません。練習中はこのような声掛けを積極的に行いましょう。
1.タッチフット 5割ウォーキング
オフロードパスを使ってのタッチフットです。
習得する技術にフォーカスするために考える事を減らし、技術に集中するためにウォーキングにします。
練習の進行に応じて、2人目にタッチされるまで動けるなど条件を付加しながら、難易度を上げても出来るように調整します。
最終的には、攻撃側の選手は常にボールを1個もった状態でプレーし、片手しか使えない状態にして行います。
2.中抜きパス
花道を作るように数人の選手を数m感覚で配置し、その間をボールを一つ持った選手が通過します。通過する間に、花道を作っている選手からパスが来るので、それを受けた反対側の選手へパスします。
次の段階として、実践に近づける目的で、パスを受けたボールを投げる方向は、花道の選手に呼ばれた方に投げます。
3.リズムステップ
カットの切り返しを学ぶために、1、2、3のリズムに合わせてステップし、3の時に切り返しのステップを踏みます。その際のステップはかかとから入るようにします。
最初は歩きから、その後ジョグからスピードやテンポを上げていきます。3のステップの時に上半身を乗せる事で、実践でのフェイントの効果が上がります。
いかがでしょうか?色々な練習方法を学びながら、コーチングや伝え方を学んで生かしていきましょう!
それでは動画をご覧ください。