手投げになってしまっている選手や投げ方が小さく縮こまっている選手がチーム内にいることは珍しくないですよね。投げ方が小さく縮こまっていると、強いボールが投げられなかったり、肩・肘への負担が大きくなり怪我に繋がるリスクも高まったりしてしまいます。
そこで本記事では、手投げ選手に対するおすすめの教え方についてご紹介します。先週の人はもちろん、指導者の方にもおすすめの内容になっているのでぜひ参考にしてみてください!
指導現場でよく見られる投球フォーム
- ・手投げ
- ・下半身が使えていない
上記2点はよく見られる投球フォームですが、改善するための練習を取り入れてもなかなか良くならない、なんてこともよくあります。ここからは、誰でも取り入れられる改善メソッドを解説しますので、日々の練習に取り入れてみてください。
体を大きく使うスローイングドリル①前後スロー
- 足を前後に大きく開く
- 前足に体重掛ける
- 後ろ足に体重を掛ける
- キャッチャーに向かって投げる
これは、下半身の体重移動を意識させる練習方法です。球速が落ちないように取り組みましょう!慣れてきたら徐々に距離を伸ばしてみてください。
体重移動の練習をしていると、フィニッシュが疎かになってしまうことがあります。そのため、投げ終わりも綺麗に1本足で立てるように、バランス感覚も鍛えながらスローイングドリルを進めましょう!
体を大きく使うスローイングドリル②キーパースローイング
このドリルは、サッカーのキーパーがボールを投げるような投げ方で大きいボールを投げる練習です。縦回転で体を使いたいときに取り入れることがおすすめ。この練習もフィニッシュまで意識して取り組みましょう!
体を大きく使うスローイングドリル③助走スローイング
①②の練習で下半身の使い方や、体の回旋のコツを掴んだところで、大きく助走をつけて投球する練習を取り入れてみてください。ここでも最後まで体が流れないようにフィニッシュします。
以上が手投げになってしまっている選手や指導者の方におすすめの練習方法です。自分のフォームを見比べることも大切なので、練習前と後に動画を撮っておくことも良いでしょう。
体全体を大きく使った投球フォームを身に付け、力強く球威のあるボールを投球できるように日々の練習を大切にこなしてみてください。
それでは動画をご覧ください。