豪快なダンクシュートでバスケットボールファンを魅了する選手と言えば、長崎ヴェルカの馬場雄大選手。ドライブで切り込んだ後のダンクシュートが中心のプレースタイルから、3ポイントシュートを狙う場面も増え、今後もバスケットボール日本代表のスコアラーとして、パリオリンピックの活躍も期待されています。
本記事では馬場雄大選手のような豪快なダンクシュートを決めるための、練習方法のひとつを紹介します。数ある練習方法の中でも、ダンクシュート初心者の選手には、テニスボールを使ったドリルがおすすめです。
馬場選手のようなダンクシュートを決めるためには、ただ単にジャンプ力が高いだけでなく、適切なシュートテクニックとタイミングが必要となります。なぜ、その習得にテニスボールが有効なのでしょうか?
はじめてダンクシュートをやる人がやりがちなミス
馬場選手のダンクシュートに見られるような、効果的なダンクを決めるためには、まず基本から始めなければなりません。はじめてダンクシュートを試みる多くの初心者が行ってしまうミスは、リングへの歩幅が整わないこととと、ダンクシュートの際にリングを掴もうとしてしまうことです。
しかし、ダンクシュートの真髄はボールをリングに通すことにあり、リングを掴むのはその後に来るべきものです。この基本的な認識の誤りが、ダンクシュート初心者にとっての大きな壁となり得ます。
テニスボールでの練習方法
ダンクシュートの効果的な練習方法の一つとして、テニスボールを使用した練習が挙げられます。テニスボールはバスケットボールよりも扱いやすく、リングに通しやすいため、ダンクの基本的な感覚を掴むのに最適です。
テニスボールを使ってリングにダンクする練習を繰り返すことで、必要なステップとジャンプの技術が自然と身につきます。また、テニスボールでのダンクシュートができるようになれば、目標としているバスケットボールでのダンクシュートに必要な技術が備わっているとも言えます。
通常のリングの高さでダンクが難しい場合は、低いゴールを使用して練習を重ねることが推奨されます。低いゴールでの練習を通じて、ダンクの基本的な流れや感覚を掴み、徐々に高いゴールへと挑戦していくことが重要です。
初心者がダンクシュートに挑戦する際には、まずリングにボールを通すことを目標とし、その後でリングを掴む技術を磨いていくことが、上達への近道となります。
ダンクシュートは、バスケットボールにおける究極のプレイの一つです。馬場雄大選手のような派手で力強いダンクシュートを目指すプレーヤーは、まず今回ご紹介した練習方法で基礎を固めていってみてはいかがでしょうか。それが、試合で観客、チームメイトも魅了する華やかなプレーに繋がっていくはずです!