FMVスポーツ

子どもにおすすめの筋トレ メディシンボールを使った体幹トレーニング! バランス能力や定位能力、識別能力などコーディネーション能力アップも!|小学生 中学生

子どもにおすすめの筋トレ メディシンボールを使った体幹トレーニング! バランス能力や定位能力、識別能力などコーディネーション能力アップも!|小学生 中学生

どの競技でも全国レベル、世界レベルの選手を目指すためには子どもの頃からしっかりトレーニングを積む必要があります!そして子どもの時に最も育てておきたい能力はコーディネーション能力です!

コーディネーション能力とは、走るのも速いし球技もできる、そして道具を扱うことも上手、いわゆる「運動神経が良い」と言われるような運動全般が出来るという能力です。専門的な話をすると、コーディネーション能力は以下の7つの能力に分けられます。

・リズム能力

・バランス能力

・変換能力

・反応能力

・連結能力

・定位能力

・識別能力

こういった能力を子どものうちに高めておくことで、将来的に様々な競技に適応が可能になります。

今回は、そんな能力を育てながらできるトレーニング種目を紹介します!子どもは単純な筋トレより、すこしボールのようなものがあった方が楽しめます!動画はメディシンボールという重いボールを使っていますが、サッカーボールやバレーボールでも問題ありません!トレーニングのレパートリーに入れてみてください!

1.シットアップ(動画0:36~)

<やり方>

・仰向けで寝転がり両ひざをたてる

・メディシンボールを両手で持ち、肘を伸ばして天井方向に上げる

・メディシンボールを天井に近づけるように真上に持ち上げるようにして上半身を45度くらいまで起こす(※この時両肘はずっと伸ばしたまま行う)

<注意点・ポイント>

・ボールを持ち上げる方向に注意です。足元の方に向かって斜め上に持ち上げるようにすると楽に起き上がれるため、メディシンボールの負荷が抜けないよう真上に持ち上げるようにしましょう。

2.ツイスト(動画1:29~)

<やり方>

・床に座り身体をやや後ろに倒して両足を床から浮かせる(※この時腰は床につかないくらいの角度にする。両膝は軽く曲げてOK)

・両手でメディシンボールを持つ

・上半身を捻りお尻の横にメディシンボールをタッチする

・左右交互に繰り返す

<注意点・ポイント>

・胸ができるだけ横を向くようにしっかり上半身を捻りましょう。胸がずっと正面を向いて肩の位置があまり変わらないようなやり方では、腕だけの運動になり体幹のトレーニングとしては狙っている部位への刺激量が減ってしまいます。

・両足を浮かせていると、自然と上半身を捻った方と反対方向に両足が動くと思います。このように重心をとりながら行う体幹トレーニングとなるため、バランス能力アップも期待できます!

3.V字8の字(3:08~)

<やり方>

・2のツイストと同じように、少し上半身を後ろに倒し、両足は床から浮かせる

・その状態のまま、足を交互に天井方向にさらに持ち上げる(持ち上げない方も床には下ろさず浮かせた状態をキープする)

・ボールを持ち上げた足の下を通して反対側へ移動させ、足を入れ替えたら同じように持ち上げている足の下を通して反対側へボールを移動させる。正面から見ると、ボールが「8」を横に倒した無限のマーク「∞」のように動く

このようにボールを使いながら行うと、何の道具も使わない体幹トレーニングより、バランス感覚やボールを扱う能力、自分とボールとの距離感を掴む能力など、様々な刺激がプラスされます!

子どもに是非楽しみながらチャレンジして欲しい種目です!もちろん大人にとっても有意義なトレーニングです!動画内では他の種目も紹介されています。是非最後まで動画をご覧ください。

参照元:【体幹強化】メディシンボールトレーニング 体幹エクササイズバリエーション紹介! 

ABOUT THE AUTHOR

パーソナルトレーナー井上美紀
筑波大学 体育専門学群卒業後、約12年間のサラリーマン生活を経てパーソナルトレーナーに転身。一人ひとりその日の調子を見て「トレーニング」「ストレッチ」「整体」を組み合わせた施術で、その人が持っている力を最大限に引き出すサポートをしている。年代は未就学児から70代までと幅広く対応。肩凝り・腰痛・不定愁訴などの対応をメインとしながら、頚髄損傷を含む身体障がい者へのトレーニング・ケア、パラアスリートのサポートも行っている。
Return Top