柔道の反則行為をご存知ですか?名前を「指導」と言います。指導とは、柔道の試合を行う上での反則判定です。反則は、試合に消極的な選手、技を妨げるような動き、相手に怪我や事故を加えるような技や動作、柔道精神に反するような言動に与えられます。
程度の軽い方から「指導」「注意」「警告」「反則負け」が告げられます。初心者の方や未経験者は指導がわからないことが多いと思います。今のルールをしっかり理解して柔道を楽しみましょう。今回は柔道の指導について解説していきます。
指導の対象になる組手
現在の試合で求められることは標準的な組み手で、場内で積極的に組手することが試合で求められています。これら以外のことをすると指導の対象になります。他にも指導の対象はたくさんあります。
標準的な組手以外の動作を紹介します!攻撃をしないと指導の対象になります。相手の体の真ん中を越えて握る片襟、片手でも両手でも、片方が袖を握ってる場合でも、背中でも攻撃をしない場合指導になる可能性があります。肩の上から腰を握るクロスグリップの状態も攻撃を仕掛けない場合指導をとられる場合があります。
握り方も指導になる可能性が…
標準的でない握り方について解説します。袖口を絞るピストルグリップ、袋状に握るポケットグリップも試合の展開を生まない場合指導になる可能性があります。
帯を握り攻撃を仕掛けない場合も指導の対象になります。標準的な組手や握り方でも攻撃すれば問題ありません。持っただけでは指導にはなりません。防御に使うと指導になる可能性があるので控えましょう。
組手で帯より下は触ってはならない・組み合わないのもいけない
帯より下の裾・ズボンに関しては触れただけでも指導になります。寝技の体制になったら握っても大丈夫です。袖口の中に指を入れることも指導になる可能性があります。
袖車の技のように自分の袖に入れることは可能です。両手で組み合わない場合も指導になる恐れがあります。片手は握るが、片手は握らない場合も指導になる可能性があります。
上記の文章を参考に実際に柔道の試合を見たり、実際に取り組んでみましょう。それでは動画をご覧ください!