サッカーをやっている人であれば、誰でも知っているであろうイニエスタ選手。スペイン人史上最高の選手の一人として挙げられるほどの選手で、長くバルセロナにてプレーした後、2018年からJリーグのヴィッセル神戸に移籍し、2019年クラブ史上初の天皇杯優勝に貢献しました。
そんなイニエスタ選手のスーパープレイはこちらです!
本記事では、イニエスタ選手のトラップ&ターンのポイントについて解説します。ぜひポイントを抑えて、ボランチとして活躍出来るスキルを身につけましょう!
イニエスタ流トラップ&ターンのやり方
DFの役割もあるMF(ボランチ)ですが、一方で攻撃の支点の役割も求められます。相手にマークされている状況でも前を向けるようになるためのポイントを紹介します。
1)ファーストタッチの位置
フリーでパスを受けられれば問題なく前へ振り向けますが、近くに相手がいて背を向けてパスを受ける場合、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか?
それは、DFを動かすような位置でボールタッチをすることです。このケースでは、主に2つの受け方があります。
- 半身外に開いて、相手ゴールに近い足でパスを受ける
身体を開いてパスを受ける事で、DFが縦のスペースを抜かせないようにと回り込んできます。相手DFのその動きを利用して、逆に中に切り込んでいくターンをします。
- 一歩前に出て、ボールを受ける
ピタッとマークしているDFから距離を取ることで、相手が一歩前に出てきます。それを利用して、縦のスペースに切り込んでいくドリブルをします。
イニエスタ選手などは、簡単に抜いているように見えますが、こうしたDFの誘い方が、他の選手に比べて上手です。
2)細かくタッチして大回りしない
先ほどの誘いに乗ったDFをいざかわそうと思っても、大きく回っていては追いつかれてしまいます。なるべく細かいタッチをしながら、コンパクトにドリブルして相手をかわす意識を持ちましょう。
3)切り返しの速さを意識する
一流選手は動きに緩急をつけることが上手です。DFを誘う動きまではゆっくりでも、ボールを受けた後は、一気に抜くために全力でターンをしていきます。
多くの方は、速く動こうと思うとボールタッチの力も強くなって、ターンが大きくなりがちです。細かいタッチで、かつ速く動けるように数をこなして感覚を掴みましょう。
以上のポイントを意識しながら、イニエスタに近づくドリブル&ターンを身につけましょう!それでは、動画をご覧ください。