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投球練習 プレートの端から角度のある打ち難い球へ

投球練習 プレートの端から角度のある打ち難い球へ

東京ヤクルトスワローズの「田口麗斗」投手。

171cmと小柄ながら、常時130km/h台後半の直球とスライダーを中心に投球を組み立て、チェンジアップも投げ分ける。プロ入り後の最速は146km/h。高校時代は最速147km/hを計測した直球、カーブ、スライダー等で特にキレのあるスライダーが武器であり、奪三振能力・制球力が高く、中継ぎ候補としての指名だがスタミナもある。その為、巨人の担当スカウトは『東の松井、西の田口』という評価を与えていた。仮契約時に、スカウト部長のコメントでも「スライダーとカットボールは本当にレベルが高いし、何年か後には確実に一軍で活躍できる。」と評されている。

引用元:wikipedia 田口麗斗

田口投手の良い点は様々ありますが筆者的には、
・プレートの使い方が上手い
・脱力
の2点がとても良く、参考にもなると思います。

動画引用元:読売ジャイアンツ 田口麗斗 投球フォーム

以上の動画を見てもらえれば分かりますが、プレートの1塁側の一番端っこに立って投球してます。田口投手は左投手なので、左バッターには外角、右バッターには内角を投げると、プレートの真ん中の位置よりも角度がよりついて、遠く感じたり食い込んで来る感覚がバッターは強く感じると思います。

動画引用元:3月15日 巨人 田口 麗斗 7奪三振 ソフトバンク戦
この三振集を見ても、やはり左バッターには外角ギリギリのストレート、右バッターには内角のストレートとスライダーで勝負していることが分かります。左投げの特徴をより活かしたプレートの使い方が素晴らしいと思います。

もう一つの脱力については、田口投手の投球フォームは、ゆったりとした始動からリリースポイントでグッと力を入れて投げてます。0から100のパワーを上手く使っており、ノビのあるストレートで、かつコントロールも抜群です。無駄な力をまるで使っていない投球フォームは、見習うところがたくさんあります。脱力感のあるゆったりフォームは、どの投手も参考にした方が良いと思います。

小柄な選手でもプロで通用している田口投手は、工夫と努力でここまでの投手になったと思います。このように小柄でも結果を残している選手を見ていると体格を理由にはできないですね。

では、改めて田口投手のピッチングフォームをご覧ください。

動画引用元:巨人・田口麗斗 ブルペン投球 2016/6/7 交流戦 L-G

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