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柔軟トレーニング 野球選手は股関節の柔軟性が大事

柔軟トレーニング 野球選手は股関節の柔軟性が大事

工藤公康は股関節の柔軟性について語った時に「投げること、打つことなど、野球の全ての動作で股関節の柔軟性は重要」ということ伝えていたことがあります。股関節の柔軟性が高くないと速い球を投げることが出来ないないことにくわえて、腰や肉離れなどの怪我の原因になりやすい、と述べていました。股関節の柔軟性は、野球そのもののパフォーマンスを上げる部位であり、怪我防止にもつながる部位であることを伝えているのだと考えられます。

まずは自分自身の股関節がどの程度柔らかいのかチェックをしましょう。

動画引用元:野球においての股割ストレッチの重要性

以上の動画の0:35から股関節の柔軟性をチェックする方法が紹介されてます。股割りを行ってチェックしますが、チェック方法は、立った姿勢から両足を結ぶ線の長さが正三角形となる姿勢を取り、その状態から膝関節と股関節を曲げ、お尻がどれぐらい下がるのかチェックします。この時、かかとは地面に確実に付いているようにしましょう。お尻が深く下がれば柔軟性が高いですし、あまり下がらないのであれば硬いです。チーム内でチェックし合うと、どの選手が柔らかく、どの選手が硬いのか、比較対象があるので分かりやすいので、ぜひやってみてください。

股関節が硬い選手はすぐにでも柔軟性を高めるストレッチを入念に行い柔軟性を高めてもらいたいですが、柔らかい選手もストレッチは行った方が良いです。身体が成長してくると、筋力が自然と付いてきますが、筋肉は基本硬いですので、身体自体もどんどん硬くなってきます。以前はお尻が深く下がっていたものの、いつの間にか下がらなくなった、ということがあります。そうなるとパフォーマンスの低下や怪我の元につながってしまいます。

・ピッチングでのステップの幅を広げるため
・バッティングでの下半身のパワーを上半身へ繋ぐため
・内野ゴロの捕球体勢を低くするため
・腰が座りどっしりとした捕手の構え
など、冒頭で工藤氏が言っていた「投げること、打つことなど、野球の全ての動作で股関節の柔軟性は重要」という言葉は本当にその通りです。

股関節の柔軟性を高めるストレッチ方法はたくさんありますが、筆者的には以下の2つの動画が分かりやすく実践しやすいと感じました。ストレッチ内容を全て行うのか、良いと思った内容だけやるのかはお任せしますが、毎日少しの時間でも続けることが重要です。以下の動画や書籍を参考に実践してみてください。

動画引用元:BMCストレッチ 5分で股関節を柔らかくする方法 A hip joint becomes soft in 5 minutes.

動画引用元:しなやかな体をつくる!柔軟性を高めるストレッチ【東洋羽毛_美活お役立ち動画】

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