速く鋭いスイングをするためには、力任せにスイングするだけではなく、テクニックが必要になります。特に「手首」の使い方が重要です。手首を上手く使うことで、ヘッドの重さを利用したスイングとなり、結果ヘッドが走り、より速く鋭いスイングになります。
紹介する動画は「リスト打ち」の練習です。手首の上手い使い方の感覚を養うために行う練習です。この練習のポイントは、
・トップの位置で力強いスイングが出来るように構える
・(右打者の場合)なるべく左足の前でボールをとらえる
・とらえたら手首を返してリストを効かせて打つ
という3つがポイントとなります。
筆者も実際にやってみましたが、手首が固い筆者には結構辛い練習に感じました。この練習をやる前は手首のストレッチをしっかりとやった方が良いと思います。
上記3つのポイントの中で特に重要だと感じたのは、最後の「とらえたら手首を返してリストを効かせて打つ」です。無理矢理に手首を返して打つと「こねる」感覚になり、あまり良い打球が行かない感じがしました。筆者の感覚では、バットのヘッドの重さを感じ、その重さの遠心力を利用して、肘から下はほぼ力を入れずに打つと、柔らかいスイングになり良いイメージになった気がしました。
またこの練習は、ヘッドを速く走らせたい、と思っている選手だけではなく、下半身を固定してコンパクトにスイングするので、脇が開きやすい選手にも効果的な練習だなと感じました。
ぜひ動画を参考にやってみてください。
動画引用元:リスト打ち