「高校野球で多いエラーは捕球よりも送球」
と、動画の冒頭で伝えてますが、確かに送球ミスは多いように思えます。送球というのは、どうボールを捕球したのか、で乱れやすいなってしまうのか、乱れ難くなるのか、分かれてくるので、捕球と連動した動きになるため難しいのでしょう。
今回紹介する動画は、内野手のおいて、暴投を極力減らすためのスローイングのコツを伝えている動画です。とても勉強になるので参考にしてください。
スローイングのコツをお伝えすると、
・手だけで投げるのではなく、しっかりと身体を運んでから投げること
・送球前のステップは、右足を前に出すこと
・振りかぶって投げるよりは、少し横から投げても良い
・グローブを投げる方向にしっかり向けること
・投げ終わりのフォロースルーは、右手を返すようにすること
・送球後は投げた方向へ身体も付いていくように
以上、全部で6つがポイントとなります。この6つをいきなり送球の流れの中で行うのは難しいと思いますので、1つ1つポイントを確かめながら行うと良いでしょう。
やはり送球ミスで多いのは、手だけで投げてしまうパターンではないでしょうか。うまく身体を運ぶことができず、自分のスローイングのリズムが作れないまま、手だけで投げてしまうことはあると思います。このような場合に、送球が乱れ暴投してしまいます。
送球が苦手な選手であれば「身体の運び方」から練習を行い、いきなりファーストへ送球するのではなく、近くにネットを置いて、近い距離からスタートして、捕球してからどうのように足を運べば良いのか、送球後は投げた方向へ身体が付いて行っているか、など、一連の動きで身体の運び方を覚えると良いかもしれません。
では動画を参考にしてみてください。