今回は、卓球の勝敗を大きく左右する「サービス」の練習方法についてご紹介していきます。
強豪校が実際に実践している方法なので、積極的に練習して技術を習得していきましょう。
強豪校が実践するサーブの練習方法
サービスの練習をするとき、ほとんどの方はサーブを出してボールを取って、という単純な作業をおこなっていくと思いますが、ここでご紹介する練習方法には少し特徴があります。
はじめにサーブを出したら、どこに3球目がくるのかをサーブの種類から予測して、次のボールに備えて構えるというのが一連の動きです。
まず悪い例からみていくと、先述したようにサーブを出すだけで終わってしまっています。
しかしそれに比べて良い例では、3球目の攻撃に備えて構えていることがわかります。
3球目がコートのどの位置にきても大丈夫、という準備をしておくことが大切なのです。
サーブ練習の大切なポイントと注意点
サーブの練習をするときに、意識するべき大切なポイントや注意点についてもご紹介していきます。
外過ぎず、中に入り過ぎず、サーブを出したら相手をよく見て、両ハンドで待つようにしてみてください。
ロングサーブを出した後は、3球目に回り込んでおくなどのルールをあらかじめ決めておいて、形をつくることも重要です。
自分が出すサーブの回転を理解して、サーブを出したあとにすぐにニュートラルに戻ることも意識しておこないます。
余裕が出てきたら、サーブのあとにニュートラル、回り込みまたはフォアロングのように続けていくと、サーブだけでなくそのあとの攻撃のトレーニングにもつながります。
サーブ練習でレシーブもさらに上達
この練習はサーブを出す側だけでなく、サーブを受け取るレシーブ側の上達にもつながります。
チーム全体に効果をもたらす練習方法なので、積極的に取り入れて、サーブだけでなくレシーブ技術も向上させてみてはいかがでしょうか?