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馬龍(ばりゅう)選手から学ぶ 相手のミスを誘う横回転サーブ

馬龍(ばりゅう)選手から学ぶ 相手のミスを誘う横回転サーブ

中国で活躍している馬龍(ばりゅう)選手
彼の強さは、打ち返すことのできない最強のサーブにあるといわれています。
そんな馬龍選手の長所でもあるサーブには、どんなポイントやすごさがあるのでしょうか?

馬龍選手のサーブのすごさとは?

馬龍選手が得意としている横回転サーブ。
誰でもサーブをするときには、自分の得点へ繋げるために、3球攻撃などを意識しながらおこなうことが多いでしょう。

しかし馬龍選手の場合、3球攻撃になる前に、相手がレシーブを返すことすらできずになっているのです。
なぜそんな現象が起きているのかというと、それは彼がしているサーブの『回転』にあります。

ただ単純に回転をかけるのではなく、『横下、横上、真横』の回転をランダムに繰り広げているため、相手は「次ならきっと返せる」と思っていても、その回転を読み取ることができずに、レシーブミスが続いてしまうのです

では、このサーブのポイントや特徴にも着目してみていきましょう。

サーブの大切なポイントや特徴

まず、馬龍選手のサーブの構えに注目してみましょう。
体を卓球台にのめりこむような形で構えており、両足をネットと平行に広げています。

こうすることで、相手からは馬龍選手の背中部分が見えるようになり、それをうまく利用することで、背中部分でバックスイングを隠すことができるのです。

バックスイングを隠すことによって、相手は馬龍選手がどの回転をかけているのかを読み取ることができずに、さらに、どのコースにいくのかも予想することが難しいという状況になっています。
その結果、相手はレシーブミスが続いてしまっているのです。

下記に馬龍選手がサーブをするシーンが動画でありますので、参考にぜひご覧ください。

動画引用元:【卓球】 馬龍レッスン#6  サーブ→フォア・バックドライブ Ma Long serve fore back drive

3球攻撃へとつなげることのできる大切な『サーブ』。
サーブを強化することで、勝利の数が確実に増えていくでしょう。
卓球界で活躍しているプロ選手たちを参考に、自身のサーブについても見直してみてはいかがでしょうか?

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