■課題・要望
・右手の押し込みをもっと強くなりたい
野球のバッティングにおいて、右手の押し込み(左打者だと左手)は本当に重要だと思います。特に、筆者も過去に経験しているのですが、力がある選手は有り余っている力をボールに乗せる必要がある一方、その時に重要なのが右手の押し込みがどれだけできるのかが重要になります。
今回は、右手をどう押し込むのか、を論理的に説明している動画を紹介します。(余談ですが筆者は監督から「力太郎くん」と呼ばれてました…)
簡単にまとめるとポイントは3つです。
ボディーブローのようなかたち
私はアッパーカットのイメージの方が強いのですが、動画ではボディーブローと表現してます。みなさんも今その場でやって頂きたいのですが、ボクシングでいうアッパーやボディブローを打ってください。下から突き上げる感覚や上腕二頭筋に力がたまるイメージがあるのではないでしょうか。これがパワーの源となり、打球に大きな影響を及ぼします。
素振りやティーバッティングの時に、アッパーやボディブローの意識をしながら練習すると良いでしょう。
打撃ポイントは近く
右手が押し込めるか押し込めないかは、打撃ポイントが非常に重要になります。打撃ポイントが近いと右肘の角度が90度でボールが当たるタイミングになります。右手を押し込むには右肘の角度はとても重要です。
打撃ポイントは必ず今より近くしてください。詰まってしまう恐怖が最初ありますが、正直詰まったとしても、今まで内野フライだったのが、内野の頭を越えることができます。
詰まることを怖がらずに、打撃ポイントを近くして、大胸筋、上腕二頭筋など大きな筋肉を利用して一気に打つ感覚を身に付けてください。
左肩を先に開かない
動画でも言ってますが、先に左肩が開いてしまうと、右手の押し込みが弱くなり、バットがボールに負けてしまいます。左肩が先に開かないためには、バットスイングスピードがホームベース上がMAXのスピードになるイメージで素振りを続けてください。窮屈さを感じるかもしれませんが、本来はホームベース上付近が一番スピードが乗っていないといけないですが、多くの選手に見られるのが、フォロースルーでMAXスピードになるパターンです。それは左肩が先に開いているからです。
以上3点を意識して、そして動画で細かくチェックして、右手の押し込みがもっとできるよう練習してください。