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打撃練習 身体の内側からバットが出る感覚を掴む練習方法

打撃練習 身体の内側からバットが出る感覚を掴む練習方法

身体の内側からバットが出ることで、インサイドアウトのスイングを実現でき、強い打球や打球距離を伸ばすことが出来ます。また、どうしても身体が先に開いてしまい、引っ掛けたバッティングをしてしまって、力のない打球の凡打を減らすことも出来ます。なので、身体の内側からバットが出る感覚、そしてイメージというのはとても重要です。

練習内容は、67cmの短いバットを使いティーバッティングを行います。選手の身体の大きさで短さが変わるので、何cmのバットを使うのかは、各選手に合わせて使い分けると良いです。

短いバットでスイングすると分かりますが、勝手に腰や上半身が回転する感覚がありますし、バットも勝手に身体の近い位置を通っている感覚があります。しかし普通のバットより身体の感覚は違うので、ティーバッティングをやってもうまくミートすることは難しいです。多分これは、身体が先に開いてしまうことが原因ではないかと思います。

なので短いバットでティーバッティングを行う際は、動画でも言ってますが、ピッチャーに向かって真っ直ぐ打球を打つ意識で常にスイングすることが重要です。自分のヒッティングポイントまでボールをしっかりと引き付けて、身体が開かないことを強く意識して、短いバットでティーバッティングを行うと、バットが内側から出る感覚が養われます。

短いバットでティーバッティングを行う練習は、侍ジャパンの監督経験がある小久保裕紀さんが現役時代にやっていた練習の一つでもあります。

ドアスイングになっている、身体が開いてしまう選手にはオススメの練習なので、ぜひ参考にしてみてください。

動画引用元:ボールパークドットコム 野田謙信氏によるバッティング講座(2)

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