走っているときに骨盤を意識することは、非常に大切です。
また、ランニングフォームの改善を目指すのであれば、日ごろから正しい姿勢を心がけることも大事です。
良い例を参考に、前傾姿勢を意識していきましょう。
良い例
理想的なフォームとしては、骨盤が後傾してしまっている状態ではなく、前傾に傾いているような姿勢の状態です。
日ごろから姿勢の良い人は、この前傾姿勢がしっかりできています。
イメージとしては、ドナルドダックのようにお尻に力を入れて少し突き出すような形です。
この状態のまま走っていると、体が前に斜めになっていくため、脚が自然と軽やかに前に出ていくようになります。
実際に前傾姿勢で骨盤の位置を意識しながら走ってみると、自分でも走りやすいと感じることができるのではないでしょうか。
走り込みから骨盤の位置を意識することができれば、きれいで正しいフォームを保つことが可能となります。
悪い例
悪い例は、猫背で骨盤が後傾してしまっている状態、腰が落ちた状態です。
その状態のまま走っていると、すぐに疲労していきます。
そうすると、頭や顎も上がってくるので非常に走りづらい状態といえるでしょう。
はじめから猫背の姿勢で走っている人と、走っているうちに疲れてくると猫背になってしまう傾向のある人がいます。
また、大腿骨の付け根から膝にかけてストレスがかかりやすくなり、故障や怪我の原因にもなりかねません。
効果
骨盤の位置を意識しながら走ることができるようになると、脚にかかる負担が軽くなります。
骨盤を動かすことで歩幅が広がるようになり、姿勢が良くなって脚を自然に前へ踏み出すことができるようになるためです。
このように、骨盤を意識して走るだけでも、ランニングフォームが改善されて走りやすくなるでしょう。
良い例を参考にして、自分のフォームをチェックしてみてくださいね。
動画引用元:ランニングフォームを変えて、楽にフルマラソンを完走しよう②
【参考URL】
マラソン選手のフォームを動画で確認してみよう。
こんな走り方はNG ケガを防ぐフォームのツボ
ランニングフォームは骨盤の前傾を意識すると改善できる!