猛暑からすっかり秋になり、マラソンシーズンに突入しました。
最近では雨の日があったり、急に気温が低下してきて、特に夜のランニングでは半袖で走るのは寒くなってきました。
マラソン大会では雨の日や、気温が低い日に向けて、しっかりとした防寒対策をしておくことが大切です。
なぜ防寒対策をしなければいけないのか、体温調整が重要な理由や、対策方法をご紹介します。
体温調整が重要な理由
体温が下がると、体全体の血液の循環が悪くなります。
その結果、冷えやすい体になってしまうのです。
体温が低下すると体が動かなくなり、パフォーマンスの低下につながります。
体を動かし、体に「火」をあたえ続けることで、エネルギーを切らさないようにすることが大切です。
スタート直前の体温調整は、とくに重要です。
スタート前から体温が低下していると、体が動かない状態で走ることになってしまい、その後のパフォーマンスに大きく影響してしまいます。
対策方法
体温を下げないために、以下の対策方法を試してみましょう。
- レインコートを着用し、ウェアを濡らさないようにする
雨で体が濡れてしまう場合は、レインコートを着用し、体温が低下しないようにしましょう。
レインコートがない場合は、ゴミ袋をポンチョのように被ることで代用ができます。
濡れたウェアが肌に張り付いたまま走り続けることは、体温低下につながります。
ウェアを濡らさないように、しっかりと対策をしましょう。 - 冷えやすい箇所にホットジェルを塗る
冷えやすい箇所にスポーツ専用のホットジェルを塗ることで、体温低下を防ぎます。
走っているうちに、雨や汗で流れてしまう恐れがありますが、少なくともスタート前後は体を冷やさず、温かく過ごすことができます。 - 正しいウォーミングアップをする
ウォーミングアップを怠ると、スタート直後から体が動かないという状況に陥る恐れがあります。
スタート前には軽いジョギングや、正しいストレッチをして体を温めておきましょう。
静的ストレッチではなく、しっかりと体を動かし、関節に刺激をあたえて滑りをよくしておくことが大切です。
マラソンにおいて、体を冷やさないようにすることは、とても大切です。
ちなみに私が以前参加したマラソン大会が、スタート時間が夜中だったため、真夏に開催されたにも関わらず、半袖では身震いを感じるほど寒い時がありました。
季節にとらわれず、その日の気温や自分のコンディションで、万全の準備をして臨みましょう。
下記に詳しい対策方法が紹介されている動画があります。
ぜひご覧になってください。