「理想のフォーム」は、改善を繰り返しながら生まれます。
また、人それぞれの体には個性があり、すべての人に当てはまるフォームは、残念ながらありません。
だからこそ、反復練習を積み重ねて、自分だけのフォームを見つけましょう!
理想のフォームを身に着ける力強いジョギング
どんな走りも、力強いジョギングの延長戦であると言えます。
練習を重ねて、いかに体に負担をかけずにスピードを出せるかを、追求していきましょう。
まずは動画をご覧ください。
動画引用元:力強いジョギングで理想のフォームを目指そう
ジョギングで気をつけるポイント
- リラックス
まずは、しっかりリラックスしましょう。心身ともに脱力します。
頭の中もリラックスして、冷静になりましょう。
冷静さをなくすとフォームが崩れるため、特に重要なポイントです。 - 呼吸
呼吸のリズムに合わせてピッチを上げましょう。
「スッスッハッハッ、スッスッハッハッ」と2回吸って2回吐くのが良いでしょう。
心拍ゾーン2から入り、徐々に心拍ゾーン3に移行します。 - 姿勢
心も背筋もまっすぐ伸ばします。
腰はやや低くし背筋を伸ばすことで、足を客観視できるようになります。 - 腕振り
力強い走りを得るためには、腕の振りが重要です。
腕は肩甲骨を回すように振ります。前に振るよりも、後ろに引くことを意識しましょう。
「引き」の動作が、力強い走りを生み出すのです。
上り坂でその力は特に発揮されますが、平坦な道でもしっかりと腕を振ることが重要です。
走る前には、肩甲骨をゆるめるマッサージ・ストレッチを行っておくと良いでしょう。 - 遠心力
一点双方を基点に、ひねりを入れつつ母指球で着地します。
ポンポン弾くイメージです。
このとき、ひざを高く上げる必要はありません。足は、最短距離で地面に着地させましょう。
肩・腕・腰も回転を意識し、遠心力を生み出しましょう。
空回りせずに、しっかり地面を捉えている感覚を得ることが大切です。
その感覚を得ることができたら、ピッチを早めていきます。
理想のフォームに完成はありません。
ご紹介したポイントを意識し、自分に合ったフォームを追求していきましょう!