ランニングにおいて、腕振りが重要だということは誰しもが知っていることですよね。
しかし、正しい腕振りがわからない方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、ランニングの腕振りのポイントをご紹介します。
腕振りの重要性
ランニング中にしっかりと腕振りをすることで、楽に走ることができるようになるといわれています。
腕を振ると骨盤が動き、足が前に出るため、自然と楽に走ることができるようになるのです。
また、辛くなってきた時にも、腕をしっかりと振ると足がついてきて、もうひと踏ん張りできる力にもなります。
楽に走ることができると、怪我などトラブルの予防にもなりますよ。
腕振りのポイント
ランニング中しっかりと腕を振るためには、肩甲骨が十分にほぐれている必要があります。
肩甲骨のストレッチ方法をご紹介しましょう。
- 手を組んで背伸びをするように腕を引き上げ、横に身体を倒します。
10~20秒伸ばしたなら、逆側も同様に行いましょう。 - 指先で肩に軽く触れ、その状態で肩を大きく回します。
- 最後に、手のひらを上に向けた状態で腕を脇払い、密着させます。
肘の角度は90度を意識し、そのまま肘を軸にして手を開くように背中側に引きましょう。
この時、肩甲骨が動いていることを意識してください。
これらのストレッチは、ランニングの前に行います。
肩甲骨がほぐれていないと、腕振りをするときに余計な力がかかってしまうので、必ず行いましょう。
次に、腕振りのポイントについて解説します。
まず、肩の力を抜いてリラックスしてください。
拳を軽く握り、肘の角度は90度を意識しましょう。
腕を振る際は、肘を後ろに引くことを意識して、リズミカルに振ります。
こうすることで、引いた肘と逆側の骨盤が、自然と前に出ることが実感できるはず!
しっかりと腕振りを行うことで、脚を楽に前に出すことができるようになります。
「ランニングをするとふくらはぎや前腿が痛くなる」という方は、もしかすると正しい腕振りができておらず、余計な力が入っているのかもしれません。
正しい腕振りを心がけ、ランニングのパフォーマンスアップを目指しましょう!