キャッチャーがしっかりとワンバウンドを処理できるか、できないか、でピッチャーが投げやすくなるかどうかが全然変わると思います。
ピッチャーの投球ミスでワンバウンドになったボールを、女房役のキャッチャーがしっかりと処理すると、信頼感で結ばれたバッテリーに近づけると思います。また、特にランナーがいる時に、ワンバウンド処理をミスってしまい、ボールを後ろにそらしてしまうと、ピンチが広がりますし、何よりもバッテリーミスはチームの士気に大きく影響すると思います。
キャッチャーとしては、どんなボールでも後ろに絶対にそらさない、という気持ちと技術が必要ですね。
細かい解説は動画を見て頂きたいのですが、ワンバウンド処理に対してのポイントは、
・「く」の字の姿勢
・おへそで止める
・ボールを目で追う
の3つのポイントとなります。
キャッチャー出身の筆者としては、ワンバウンド処理の練習はかなりやりましたが、個人的に重要な点は、この動画で川本選手もおっしゃってますが、
体から1メートル以内に落とす
という点です。
常にこの目標を持って練習すると良いと思います。
そのための技術として、身体を「く」の字にしてボールを前に落としたり、おへそで止めるイメージで処理すると近くにボールが落ちたり、というのがある訳です。
筆者の体験で良かったと思う練習が、
動画引用元:捕手のバウンド処理練習。オリックスバファローズ春季キャンプ2013
この動画のように、近くからボールをワンバウンドになるように投げてもらい、しっかりと1メートル以内にボールを落として、落ちたボールを素早く拾い上げ送球する(送球の格好までするでも可)練習がとても良かったと記憶してます。
この練習を参考にして、まずはワンバウンド処理について解説をご覧ください。
動画引用元:スワローズKA 川本良平 ワンバウンド処理