今回は、お家の中でもできる、速く走れるようになるトレーニングについてご紹介していきます。
とくに、短距離初心者や小学生の方にはおすすめなので、ぜひ実戦してみてくださいね。
四つんばいで体を鍛える
はじめに「四つんばい」で体を鍛える練習法をご紹介します。
まず進行方向に対して膝を体のほうに寄せて、肘にくっつけるようにすすんでいきます。
そのときに、手と足を合わせることによって、股関節を最大限自分の体につけていくことができます。
進行方向に対して肩が斜めになったり、落ちてきたりするのはよくない例です。
体が硬いと肘につけようと動いてしまいますが、必ず肩は進行方向に対してまっすぐにすることを最も大切なポイントとして意識してください。
家でおこなう場合は、5メートルくらいの距離に対して3往復するのがおすすめです。
腕を振って足や腿をあげて走るように、全体のバランスを整えるという意味では、このウォークの練習は効果的であるといえます。
ランジトレーニングで太ももとお尻を鍛える
次に、「太ももとお尻」を鍛えていきましょう。
走るときに必要であるといわれている太ももとお尻のうしろの筋肉を鍛えていきます。
まず膝を前にあげて、そこからあげた足をできるだけ後ろに引いていきます。
引いた足の膝が床につくような形で、左右10回ずつ3セットおこなっていきましょう。
体を思いっきりさげるときに、上半身が前傾しすぎないように注意してください。
また、お尻をまっすぐ地面に着けるようなイメージでおこなうと良いです。
このトレーニングをすることで、太ももとお尻の筋肉が強化され、さらに股関節の柔軟性もついてきます。
走る姿勢を安定させて速く走る
最後に「走る姿勢を安定させる」練習をしていきます。
まっすぐ立った状態から右の膝をあげたら、左の肘をその膝につけるのを左右繰り返し10回ずつ3セットおこないます。
このトレーニングをすることによって、体側部分を鍛えることができます。
これによりきれいなフォームで、しっかりと加速をするということが可能になっていくのです。
このときに、猫背になり体を近づけて肘につけようとしてしまいがちですが、そうではなく自分の体の柔らかさを利用して上体をたてて、立っているほうの片足に重心をのせておこなうようにしてください。
あげるほうの膝をできるだけ胸の方に寄せて、肘を近づけていくイメージでおこなうと、よりわかりやすいかと思います。
体を前傾にしないということにも注意してみてくださいね。
ここまでの練習内容を一度動画で確認してみましょう。
動画引用元:冬の間に差をつけろ!速く走るためのトレーニング
今回の練習は、初心者や小学生の方にもおすすめの練習法です。
お家で簡単におこなえるので、さっそく挑戦してみてはいかがでしょうか?