足が速い人と遅い人の大きな違いは、膝の追い越しが重要であることをご存じでしたか?
今回は、動画を参考に確認しながら、膝の追い越しをするためのトレーニング方法をご紹介します。
足が速い人と遅い人には大きな違いがある?
足が速い人と遅い人の大きな違いは、膝の追い越しです。
接地した軸足とスイング動作をしている足の膝が追い越せているか、追い越せていないかという点が大きなポイントなのです。
とくに、小学生のほとんどはスイング動作の膝が遅れていることが一般的です。
そして中学生になり、100m11秒台など走れる方の多くは、膝の追い越しができるようになっているのです。
実際にトップスプリンターの中で、膝が遅れているという選手は存在しません。
接地足と膝が真横にきている状態になっているので、改めてトップスプリンターの走りを注目してみてください。
走るときには、「接地の瞬間には逆足がしっかりとあがっている」という点を意識しましょう。
接地する軸足も重要!
後ろから前に持ってくるスイング動作をすることばかりを意識してしまいがちですが、スイング動作だけでなく接地している軸足も重要です。
スイング動作をしている足の位置は同じでも、接地している足が前にでていると、スイング動作が遅れているように見えてしまいますよね。
しかし、重心の下あたりに軸足を接地することで、スイング動作の位置がおなじでも膝を真横にすることができます。
スイング動作も大切ですが、軸足を重心の真下付近に設置することも意識してみましょう。
膝の追い越しをするための方法と練習
では、膝の追い越しをするためにはどのようにすれば良いのでしょうか?
ずばり、「腸腰筋を鍛えること」が大切です。
大腰筋、小腰筋、腸骨筋といわれている腸腰筋群を強化して、膝の追い越しを少しでも簡単にできるようにしていきましょう。
腸腰筋を鍛えるためのトレーニングとして、ゴムをつかった15秒ワークアウトと、1分レストのトレーニング方法がおすすめです。
各5セットおこなっていきましょう。
慣れてきたら、20秒ワークアウト、40秒レストとトレーニング内容を変更してみてください。
パワーと持久力向上の効果があるので、実践してみてはいかがでしょうか?
ご紹介した内容を参考に、スピードアップを目指しましょう!
動画引用元:速い人と遅い人の違いは!?2019.7.25