今回はスピードアップが期待できる練習方法「バウンディング」のやり方を解説します。
ポイントや悪い例をわかりやすく紹介していきますので、トレーニング方法の動画も見ながら感覚を掴んでみてくださいね。
1.バウンディングとは
バウンディングとは、ジャンプ系のトレーニング方法の1つで、大股で弾みながら前に進む動作のことです。
桐生祥秀選手もこのトレーニング方法を多く取り入れており、注目を集めています。
大きな特徴としては、足の接地時間を短くし大きな反発を利用する点。
バウンディングなら短期間の練習で、スピードアップが期待できます。
2.バウンディングの正しいやり方
早速、走り方の技術力を高める効果が期待できるバウンディングのやり方をご紹介します。
~やり方~
1.走るときに片足で地面を押し出します。
2.押し出すタイミングに合わせて、もう片方の足(スイングさせる方の足)を前に向かって引き上げます。
3.バウンディングのポイント
- 1の際は、スイングさせる方の足の腿は上ではなく前に引き上げるようにします。
地面を押し出す足の膝も伸びきらず、前に進むことを意識して行うようにしましょう。 - 股関節を使って地面に体重を載せたことを確認してから弾み、接地時間を短くすることが大切です。
- 2の際は、上下に移動するのではなく、地面と水平方向で移動できるようにしましょう。
股関節を使って地面を押し出した後の足は脱力します。 - 前に行き着地するときに速く動くことで、着地するときの反発を大きくもらうことが可能です。
4.悪い例
- 1の際に、腿を上に高く上げて、上に飛び跳ねて行う方が多いので注意してください。
- 足だけで蹴って走ってはスピードが上手く出ません。
バウンディングをする際は、地面を強く押し出すことで大きな反発が生まれます。
この反発を利用して、バネのように走るよう意識してみましょう。
トレーニングの詳しいやり方は、こちらの動画をご覧下さい。
動画引用元:桐生祥秀選手も絶賛のバウンディングを基本から学んでみる!速く走る気付き多過ぎてやらなきゃ損【陸上】
まとめ
バウンディングをすることで、無駄な力を使わずに効率よく走ることができ、スピードアップが期待できます。
ぜひトレーニングメニューに取り入れてみてくださいね。