ランニングをするとき、足腰が重たく感じることはありませんか?
それは、股関節まわりの筋肉硬化が原因かもしれません。
そこで今回は、股関節周辺の可動性を高めるストレッチを3つご紹介します。
ストレッチの効果とは
今回ご紹介するストレッチは、歩走行、立ち座りに必要な筋肉にポイントを絞って無理なく伸ばすため、姿勢やバランス力の向上、脚のスムーズな引き上げへの効果が期待できます。
いざ、実践!
「股割りストレッチ」で内転筋をやわらかく
- 脚を横に開いて立ち、膝を曲げます。
膝とつま先は外に向け、上半身は前傾しないようにしてください。 - 1の状態のまま、骨盤を右に素早く傾けて戻します。
これを、1秒に1回のペースで5セット繰り返しましょう。 - 同じ要領で左側もおこなってください。
「片膝立てストレッチ」で腸腰筋をしなやかに
- 両膝立ちの姿勢から、右足を前に大きく踏み出します。
- 少しずつ右足へ体重移動します。
上半身が前傾しないよう、左の腿の付け根を伸ばしてください。 - 2の姿勢のまま、上半身を右にねじります。
1秒に1回程度のペースで、15セット。 - 同じ要領で反対側もおこないましょう。
「ダイナミックストレッチ」の振り子運動で腿の裏表を柔軟に
- 両脚をそろえて立ち、背筋を伸ばします。
- 振り子のイメージで、右脚をブラブラと前後に揺らします。
バランスが取りにくい人は壁などに片手を置きましょう。
振り幅は徐々に大きくしてダイナミックに。
これを25往復おこないます。 - 左脚も同じ要領でおこないましょう。
効果を高めるための工夫
ストレッチは、余分な力を抜いて行うことが大切です。
始める前に深呼吸を繰り返すと、筋肉の緊張がほぐれ、より効果が高まるでしょう。
強度の目安は、息を吐きながら少しずつ伸ばして「痛キモチイイ」と感じるところでキープするのがベストです。
股関節周辺の柔軟性向上は、ランニングだけではなく日常生活も快適にしてくれます。
自分のペースでコツコツと続けましょう!
動画引用元:走る時、足が軽くなるストレッチの方法