北海道日本ハムファイターズの中田翔選手が行っているトレーニングが今回紹介する動画です。
中田選手は、大きな身体で、身体全体のパワーを使って、ボールを遠くに飛ばす日本を代表する長距離バッターです。パワーを大事にしていそうな中田選手なので、筋力トレーニングにはかなり注力していると思いますが、今回紹介するトレーニングは、パワーというよりは、一瞬の力を最大化するための「瞬発力」に重きを置いたトレーニングになってます。かつ「下半身」を中心に行っているようです。
実践しているトレーニングは「ジャンプスクワット」です。2種類のジャンプスクワットを行ってますが、どちらとも負荷が大きく、かなり強度の高いトレーニングだと思います。
中田選手の場合は野球ですが、ゴルフ、テニス、バトミントンなど、スポーツ器具をスイング(振る)するスポーツにおいては、スイングの土台となる下半身が重要になります。下半身を強化することが大事な点はスイングが必要なスポーツの共通点だと思います。そして、スイングは瞬間的なアクションになるので、遅い筋肉に仕上げるよりは、速い筋肉に仕上げた方がより実践向きの筋肉と言えます。となると、この「ジャンプスクワット」というのは、下半身を強化すること、瞬発的な力を発揮すること、という2点において網羅しているトレーニングだと思います。
筆者も中田選手のようにやってみました。だいたい60回ぐらいはジャンプしたと思います。次の日から4日間、筋肉痛に悩まされた素敵なトレーニングです。
では動画を参考ください。
動画引用元:中田翔選手のトレーニング風景