2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表に選出されたラーズ・ヌートバー選手は予選から走攻守で話題となっている選手です。また、ヌートバー選手は、WBCでは主にセンターを守っていますが、外野の全ポジションをこなすことができるマルチプレイヤーとして注目されています。
そんなヌートバー選手は2023年3月10日に行われた韓国戦で、ダイビングキャッチを披露して侍ジャパンを盛り上げました。本記事ではダイビングキャッチのコツや、阪神タイガースで実際に取り入れられていた練習方法をご紹介します。
はじめにヌートバー選手の華麗なダイビングキャッチをご覧ください。
【WBC】流れを手繰り寄せるタツジの守備!ヌートバーが超ファインプレーのダイビングキャッチ!【3/10侍ジャパンvs韓国】
ダイビングキャッチの練習方法
動画で紹介している2人でできるダイビングキャッチの基礎練習は以下の手順で行います。
- 2人組になり約2mの間隔を空ける
- ボールを出す側は相手の膝の高さを狙ってトスをする
- 捕球する側は向かってくるボールに対してダイビングキャッチをする
この練習をするときにトスを出す側の選手は、なるべく膝付近にトスを投げるようにしましょう。トスが高いと、捕球する側がダイビングキャッチしにくくなってしまうので注意が必要です。
練習のコツ
- 捕球は空中で
捕球と着地を同時に行うと肩の脱臼など、怪我のリスクが高まるので空中で捕球してから着地するようにしましょう。
- 両手で受け身・着地をする
片手で受け身を取ることも怪我のリスクが上がりやすくなります。
特にボールを迎えにいってしまうと、グローブを持つ手の受け身が取りにくくなるので、片手の受け身になりやすいです。
通常の捕球と一緒でボールは迎えに行かず、肘を柔らかく使いましょう。
今回紹介したダイビングキャッチの練習方法とコツはあくまで最終手段です。まずは足を使って、スライディングをせずに捕球することを目指しましょう。
ダイビングキャッチはチームを盛り上げるプレーですが、怖いと感じる選手は上記の練習方法を参考に、基礎から習得してみてください。
それでは動画をご覧ください。