・試合や練習中に立ちくらみを起こしてしまう
・めまい、息切れなどの症状がある
・だるさ、疲れを感じることがある
上記に挙げたのは、貧血の症状です。
以前にも記事でご紹介した通り、スポーツ選手は練習で汗を流すと共に鉄分が失われたり、激しい運動が原因で、貧血を起こす場合が多くあるそうです。
今年の平昌オリンピック、スピードスケートの女子 団体追い抜きは、ワールドカップ3戦連続で世界新記録をたたき出し、金メダル候補として注目されています。
その団体メンバーの一人、高木美帆選手も貧血に悩まされていた選手の一人でした。
昨季はシーズンを通して好成績を収めたが、後半戦は「貧血まではいかないけど、転ぶようなこともあった」と立ちくらみに悩まされたという。5月の宮崎合宿後からスポンサー契約を結ぶ株式会社明治にアドバイスを受け、自炊時に貧血改善に効果があるとされる味付けシジミをみそ汁に入れるなどメニューも工夫。
出典:高木美帆、五輪ボディーへ食事改善「体も変わってきている実感がある」 スポーツ報知
実力あるプロアスリートも、貧血と戦っていたのですね。
しかし、高木選手はオリンピックに向けて、食事面の見直しをはかり、貧血の改善に向かっているとのことです。
その高木選手が貧血改善に向けて食べていたのが、
しじみ
です!
貧血には様々な種類ありますが、90%以上が「鉄欠乏性貧血」と言われています。
これはヘモグロビンの材料である鉄分が足りず、合成ができなくなり、酸素が体全体にうまく行き渡らないため、貧血になってしまうものです。
なので、貧血を防ぐには鉄分の摂取がマスト!
しじみは100gあたり約5.3gの良質な鉄分が多く含まれており、成人女性の1日に必要な推定量(月経なしの場合:5mg)を摂取することができます。
※成人男性は6mg
私も以前、20km以上走るたびに立ちくらみを起こし、医師に貧血と診断されたことがあります。
やはりベストコンディションで大会や練習に臨みたいので、しじみを食べて貧血を未然に防ぐよう、高木選手のように食事面からも気をつけることが大切かもしれないですね!
実は、昨日放送されたテレビ番組でも、しじみのみそ汁を食べて鉄分を摂取し、疲労を感じにくく、筋力アップに繋がったことで、高木選手の成績がのびた要因ではないかと話題になっていました。
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高木美帆「昔から結構、高校の時から太っているの気にしていて、体にいいものとかヘルシーなものを好む傾向に進んでいったんですよね。そして毎朝食べるのが、「しじみのみそ汁」か「あさりの佃煮」みたいなのを作って毎朝食べたりとか。」
高木菜那「鉄分」
高木美帆「多いんですよ。食事は意識してました。」
中略
岡崎朋美「やはり日本人の心は味噌汁ですからね。しじみはほら女の子は鉄分不足するので、そこはしっかり鉄分補給をね、しとかないと疲れとかねそういうことにも関係してくるので。いい筋肉を作るには、やはりいい食を入れないといけないので、食事は大事だと思いますね。」
ナレーター「食生活の変化によって鍛えられた筋肉が成績につながったという。」
岡崎朋美「元々スケーティング技術とかは素晴らしいものを持っているんですね。プラス筋力がアップしたことによって、一歩の幅、長さっていうのが、それがすごく増しているので、やはり推進力につながっている。それが一番の強みかなとおもいますね。」
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いい筋肉をつけて、よりスケーティング技術を磨いた結果、今回の平昌オリンピックのような活躍ができたのかもしれないですね!
鉄分はアスリートにとって、大変重要な栄養です。
皆さんも積極的に摂取していきましょう!
それでは本日は、しじみを使ったレシピを紹介します。
【★しじみのレシピ★】
出典:クックパッド
出典:クックパッド