私は一時期、ハーフマラソン以上走ると、レース後にめまいや立ちくらみ、顔色が蒼白になっていたことがあり、医者に「スポーツ貧血」と診断されたことがあります。
よく女性が普段の生活の中で、貧血で倒れてしまう話を耳にしますが、「スポーツ貧血」という言葉があるように、スポーツをして、貧血を引き起こす場合があります。男性でも子供たちでも、貧血にかかる可能性があるのです。
スポーツ貧血が起こる原因は、練習や試合などで汗をたくさんかき、鉄分が失われてしまうこと。または走ったりジャンプして、足裏に衝撃がかかり、赤血球が破壊・減少し、貧血になってしまいます。
スポーツ貧血の症状としては私のように、めまいや立ちくらみ、顔色蒼白になったり、動悸・息切れ、重い症状の場合では、失神や痙攣などを引き起こす危険もあると言われています。
貧血を予防するには、皆さんご存知の通り、赤血球の元となる鉄を摂取することです!
少し細かい話になりますが、鉄分は動物性食品に多くある「ヘム鉄」と植物性食品にある「非ヘム鉄」があります。
「ヘム鉄」の方が吸収率がよく、効率的に鉄を取れるので、今回は「ヘム鉄」が含まれている食事メニューをご紹介します!
まずは「ヘム鉄」が多く含まれている食品を見てみましょう。
あさり、缶詰、水煮29.7mg
干しエビ15.1mg
しじみ、水煮14.8mg
豚レバー13mg
鶏レバー9mg
(鉄 mg/100g)
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
鉄分といえばレバー!と聞いたことがある方も多いかと思います。しかしレバーより、あさりやしじみの方が鉄を多く含んでいるんですね。
今回はレバーとしじみを使ったレシピをご紹介します!
【★レシピ★】
出典:オレンジページnet
出典:Rakutenレシピ
しかし、鉄の摂取しすぎは逆に危険です!吐き気や下痢、腸の損傷を引き起こしたり、皮膚の色素沈着など、様々な症状を引き起こす可能性があります。基本的にはサプリメントなどで過剰摂取せず、バランスの取れた食事で補いましょう♪