クレアチンは筋力アップや筋肉の張りを引き出すサプリメントで、今まではトレーニングや食事の後に摂取するのが一般的でした。しかし最近ではトレーニング中に摂取することで筋肉への効果を高める可能性が指摘されています。今回は新たな摂取方法について説明していきます。
本当に効果があるのか
クレアチンは数あるサプリメントのなかでも重量アップや筋肉の張りなど比較的効果を感じやすいサプリメントだと個人的に思います。しかし個人によって体感の差が出ているのは事実で、これは速筋繊維の割合によるものだと言われています。
クレアチンはATPの再生産を助けますが、このATPを多く消費するのが速筋繊維なので体内のクレアチン量が少なくなりがちです。なので速筋繊維が多い人のほうがクレアチンを外から摂取した際に効果を感じやすいです。
新たな摂取方法
クレアチンは肉や魚に多く含まれているのでこれらを日常的に摂取している方は効果が現れにくいです。飲むタイミングも今まではトレーニング後や食後が一般的でしたが最近ではトレーニング中のドリンクに混ぜて飲む方が増えてきたようです。これは筋肉に血液が集中しているトレーニング中に栄養を送り込むという意図が考えられます。
実際、トレーニング中はインスリンの感受性が最大に高まっており、さらに優先順位が筋肉に偏っている時間なので最も筋肉に栄養を送り込みやすい瞬間でもあるため栄養摂取のタイミングに最適です。
クレアチンの摂取方法の疑問
クレアチンには多くの種類がありますが、基本であるものクレアチンハイドレートをおすすめします。トレーニング中のドリンクにスポーツドリンクや100%ジュース、アミノ酸などと一緒に10gほど入れて一緒に摂取することで吸収を促進できます。
まず、体内にクレアチンを貯める必要があるので最初の10日ほどは10g、その後は5g程度摂取しましょう。毎日5g程度であれば健康には問題ないと思います。
クレアチンは欠かせないサプリメントの一つです。たまにあえて休止期間を設けていますが、クレアチンの摂取の有無では違いをもの凄く実感します。サプリメントは本当に実感のあるのもを厳選して摂るようにすると良いでしょう。