野球選手にとってグローブは商売道具です。グローブの型付け次第では捕球力が高まり、守備力もアップします。そのため日頃からしっかりと手入れして、道具は大切に扱うことも意識してください。
今回紹介する動画は、グローブを購入してからまずやるべきことを教えてくれる動画です。
みなさんは今までグローブを購入したら、まず何をやってましたでしょうか?また、いきなり使い出す方も多いのではないでしょうか。最初にどんな手入れをして、どんな扱いをグローブにしてあげるのかを知っているだけで、良いグローブに育ちます。最初の取り扱い方は大事ですね。なかなかこのような動画は少ないため、しっかりと覚えてもらえると良いかと思います。
最初にやるべきことは全部で4つあります。
オイル塗り
購入したばかりのグローブは固いです。なので、オイルを塗ってグローブが柔らかくなりやすい手助けをしてあげます。布にオイルをつけて薄く塗っていきます。オイルを付け過ぎるとグローブが重くなってしまう場合があるので薄く塗ります。塗る箇所は、捕球面と紐に薄く塗りまして、最初の段階では背面には塗らなくて良いようです。まずは捕球面のみ薄く塗ります。
折り目付け(5ヶ所)
捕球するポケットを綺麗に作るためにグローブに折り目をつけます。折り目をつけずにいきなり使うと、適切なところにポケットができない場合がありますし、捕球面にシワができがちになるので、折り目をつける作業はとても大事です。折り目は全部で5ヶ所につけますが、どこに折り目をつけるのかは、動画で丁寧に指南されてますので、ぜひ動画をご覧の上ご確認ください。強過ぎず弱過ぎず癖をつけるイメージでポケットの場所を意識しながら折り目をつけていきます。
捕球面叩き
ポケットを作りたい箇所に、
・ボールを投げつける
・ボールで直接叩く
・手の甲で叩く
・グラブハンマーで叩く
などを行い、ポケットを作っていきます。
ベルト保型
上の3つが終わったら、型が崩れないようにボールとベルトで保型をします。可能ならば保型用のボールとベルトを用意するのがベストです。もし保型用が無ければ、ポケットの箇所に大きめのボールを入れてタオルで縛るやり方でも問題ございません。保型せずにそのまま放置するのだけはやめましょう。
グローブを購入したら、ぜひ以上4つを実施して良いグローブに育てましょう。そして日々の手入れを怠らずに、道具はとにかく大切に扱うことが重要です。
より詳しい情報は動画作成者のブログ「内野手のためのドナイヤ軟式グラブ型付け記録」をご覧ください。
では動画を見て学んでください。また、お手入れ用のグロスをひとつ持っておくのもおすすめです。
動画引用元:グラブを購入したら最初にやるべき4つのこと