股関節を意識した筋トレを行うことにより体幹が鍛えられると、姿勢も良くなり、よりスムーズなランニングへとつながります。
「走る」トレーニングも重要ですが、日ごろの体づくりも意識して行いましょう。
トレーニング方法
着地の姿勢が重要であるため、地面につく足が乱れてしまうと、膝や足首まわりに負担がかかるため注意が必要です。
- 片方の足を一歩思いきり踏み込み、重心を前に移動させながら、後ろにある足を前にグッと膝の高さまで持ち上げます。
このとき、体幹を意識してバランスを取ることが重要です。 - 前に持ってきた足を、再び元の位置に戻します。
次に、最初に前に踏み込んだ足を戻して直立の姿勢に戻ります。 - 反対の足で同じことを繰り返します。
左右交互に10回を目安として、慣れてきたらスピードを早めていきましょう。
股関節を使った筋トレのポイント
ランニングに必要なのは、走るトレーニングに限ったことではありません。
ランニングするための体づくりも大切です。
そのため、日ごろから股関節を使った筋トレを意識して行うことが理想的です。
この筋トレでポイントとなるのは、前に踏み込んだ足ではなく“固定している軸足”です。
体幹を意識してバランスを取る姿勢でいる状態は、股関節に負荷がかかっています。
股関節を支えている筋肉である太腿の前や後ろの筋肉だけでなく、内腿やお尻の両サイドの筋肉にも負荷がかかっていることを意識し、刺激が行き届いているかを確認しながら行うのがおすすめです。
股関節を使った筋トレの効果
股関節が強化されることで、ランニング時の姿勢がぶれることなく安定していきます。
股関節の筋肉部分は、ランナーにとって非常に大切な部分であると同時にウィークポイントでもあります。
座って過ごすことが多い人ほど、筋肉が固まっている状態に。
ランニング時の動きを改善するためにも、股関節を使った筋トレは重要なのです。
安定したスムーズでパワフルなランニングができれば、その分怪我などのリスクを抑えることにもつながります。
動画引用元:股関節を使ってランニングする実感のない方へおすすめの筋トレです!!
【参考URL】
マラソンのためのコアトレーニング(3)「走る」動作の土台・股関節を鍛える
ランニングの体幹トレーニングメニュー|陸上でも筋トレしておくことが大切!