今回ご紹介する動画は、練習や試合後の「アイシング」についてです。
野球は、肘や肩などに負担がかかりやすく、アイシングを経験したことがある選手は多いと思います。
怪我はなるべく少なくしたいですよね。
この動画の中の、炎症を起こしている部分のアイシング方法について説明したいと思います。
まずはじめに、アイシングは痛みをとることが目的ではなく、患部の熱をとることが目的ということを理解することが大切です。
なので、熱を持っている患部にアイシングを行っていきましょう。
患部の部位ごとのアイシングは、
- 太ももなどの大きい筋肉→30~40分
- 肩、肘、手首などの小さい筋肉→10~15分
という時間が目安です。
ポイント
- 患部の状況にもよりますが、患部の熱が取れてから+5~10分アイシングを行う
- ドライアイスではなく氷を用いる
- 氷を入れたビニールや氷のうを患部に当て、バンデージなどで圧迫しすぎない程度に巻く
- 氷が溶けてきたら、巻き直す
上記がアイシングのポイントになりますので、確認しながら行うことで効果が得られると思います。
練習や試合後、時間が経過してからアイシングをする際は、「患部が熱を持っているか」に着目し、熱を持っている場合はアイシング、持っていない場合はストレッチをすることがおすすめです。
スポーツには怪我が付き物ですが、怪我を予防することは可能だと思います。
連戦や長時間の練習は体に大きな負担がかかります。
日々のケアを大切に行い、ベストに近い状態で練習や試合に挑めると良いですね。
動画では、熱を持っていない場合のケア方法もご紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。