今回紹介する動画は「インクラインベンチプレス」の正しいフォームについてです。インクラインベンチプレスは、大胸筋の上部を狙ったベンチプレスで、胸板の厚いカッコイイ胸筋を目指す方はもちろん、スポーツ選手も広い大胸筋を部分部分で鍛えていくのも効果的です。
大胸筋については、様々なスポーツで活躍する筋肉ですが、腕を外から内側に振る動作(水平内転)や肘を90度立てて腕を前に振る動作(内旋)の時に活躍する筋肉です。
■ボールを投げる・打つ
野球、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール
■ラケット・バット・クラブを振る
野球、ゴルフ、テニス、バトミントン、卓球
■腕を振る
陸上競技、水泳、ボクシング
■押す
ラグビー、相撲
などのスポーツに活躍するのが大胸筋です。
インクラインベンチプレスは、ベンチプレスのトレーニングセットが無いと出来ないトレーニングですが、もしセットがある方は是非試して頂きたいトレーニングです。
では、トレーニングのやり方ですが、
・ベンチをフラットではなく、45度〜55度ぐらいの角度にベンチを立てる
・そのベンチに仰向けに座る
・肩甲骨をしっかりと寄せる
・合わせて肩も下げる(ブリッジを作る)
・バーを上げて、鎖骨少し下付近に向かって下ろす
以上のやり方になります。
筆者もやってみましたが、フラットのベンチの時は上げられるウエイトでも、インクラインベンチプレスでは上げれないことがあります。このようなトレーニングを入れて、なかなか鍛えにくい箇所もしっかりと鍛えるようにしないといけないと実感しました。
また、普通のベンチプレスではそこまで筋肉痛がひどくならないですが、インクラインベンチプレスをやった翌日はバリバリ筋肉痛になりました。逆に「効いた」んだな、と喜びの方がありましたが、意識しないと鍛えない部分なんだと思います。
では動画を参考にしてみてください。