マラソン大会や長距離の練習の際、最初は無駄な筋肉を使わないように心がけますが、足が疲れてきてしまうと、膝を上げることに必死になってしまいませんか?
私はフルマラソンの中盤で、どうしても膝を上げることに意識がいってしまいがちになります。
しかし膝を上げるに集中しすぎてしまうと、腰が落ちた状態で走ることになり、余計に足が疲れることがあります。
今回は、無駄な力を使わずに、膝を上げる方法をご紹介します。
膝を上げるコツは、かかとの使い方がポイントになります!
かかとを坐骨(お尻のつけね)に引きつけるように動かします。
練習方法
1.まっすぐ立つ
2.かかとをまっすぐ坐骨に向かって上げる
※一緒に膝もあがってきます
3.反対の足も行います
ポイント
かかとの位置が坐骨よりも前にいったり、後ろにならないように意識してください。
うまく出来ているか気になる方は、反対の足を内くるぶしでこするように上げると、適切にかかとが坐骨に向かって上がります。
この動きを身につけると、膝から先が前に振り出されるのではなく、真下に足が伸びるように動きます。
膝から先が前に振り出されると、着地ポイントが前に行き過ぎてしまい、自ずと走りにブレーキがかかりやすくなりがちです。
なので、かかとを坐骨に引きつけるように走ることで、真下に足が着地するので、ブレーキがかからず、ランニングスピードがアップすると言われています。
下記に詳しく解説されている動画がありますので、ぜひご覧下さい。