あなたは正しいランニングのフォームをきちんと把握していますか?
ランニングは気軽に始められる運動ですが、正しいフォームで行わないと身体を壊してしまう恐れがあります。
今回は腰落ちの問題点と改善方法をご紹介します!
腰が落ちていると何がダメなのか
腰が落ちているのは、その名の通り、腰の位置が下に落ちている状態のことです。
腰が曲がって前かがみのような状態になるので、同時に膝が曲がってしまい、太ももとふくらはぎに負担がかかります。
太ももの前部分が上手く機能しなくなり、ふくらはぎに全負担がかかります。
すると、ふくらはぎがつりやすくなり、ケガを負ってしまう可能性が高くなります。
改善方法
腰落ちを改善させるために、腹筋周りの筋力をつけることにポイントを置きましょう。
【腹直筋と腸腰筋を鍛えるツイストクランチ】
1.仰向けになります。
2.膝を90度に曲げて浮かせます。
3.両手は頭の後ろで組みましょう。
4.片方の足を伸ばすと同時に、反対側の膝と肘をつけて2秒ほど止めます。
5.4を交互に繰り返します。
引きつけるときに、足の付け根を意識することがポイントです。
身体がぐらつかないように注意して行ってください。
【腹横筋と腹斜筋を鍛えるスパイダープランク】
1.まず両膝をつき、両手を前につきましょう。
2.両腕を真っすぐにしたら、膝を上げて両足も伸ばします。
3.片足を浮かせたまま、膝を肘の部分につくようなイメージで曲げます。
4.足を戻して、今度は反対の足を同じように曲げましょう。
お尻が下がらないように意識することがポイントです。
上がり過ぎるのも良くないので、肩からかかとまで、真っすぐ斜めになる形をイメージしてください。
動画引用元:『ランニング・スタイル』Vol.111~Eri’s Form Check
走る前にご紹介した筋力トレーニングを行うと、腰落ち気味なフォームを改善することができます。腰落ちを改善させることで、フォーム全体も引き締まり、スピードに乗りやすい形になるでしょう。
ランニングをすることで、身体を痛めたり、必要以上の疲労を感じたりするのであれば、フォームの見直しを行ってみてください。フォームの改善で、グッと走りやすくなるでしょう。
【参考URL】